2017年6月21日 川湯硫黄山のイソツツジ

北海道観光シーズンイン直前のまだ少し静かな阿寒国立公園ですが、実は色々と隠れた魅力を持っておりまして。いえいえむしろ最盛期を迎える前だからこそ通にはたまらない季節といって良いかもしれません。 例えば「ましゅうプラン」では、美幌峠のハクサンチドリやヨツバシオガマ、チシマフウロなど、川湯硫黄山ではイソツツジの大群落がお出迎え。ご覧の通り、この季節の硫黄山のイソツツジはそれは見事というほかありません。爽やかなお花の香りがそっと風に漂っております。 お花が大好きなKご夫妻へこの時期限定のサプライズプレゼント!こんなに気軽に高山植物が見られるとはと驚きのご様子。 お父さん、お母さん今日は楽しゅうございましたね。ゆっくり宿で休んで下さいね。また北海道へ遊びに来てください!

2017年4月4日~6日 利尻山・長浜ダイレクト

いまさらですが、やっとビデオも編集できたので4月のお楽しみ山行として利尻の長浜ダイレクトへ行った時の記事を投稿いたします。パートナーはいつもお世話になっている好日山荘ファクトリー店店長の小山田さん。
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ペシ岬から利尻山
04/03 晴れ まずは、稚内まで前日移動。腹が減っては戦は出来ぬので、駅横の「デノース」にて名物の米軍バーガーを食べましたが、これがサクサクしていてかなり美味!スラッピージョーなるチーズがかかったやつもかなり美味そう。で、フェリーに乗って鴛泊へ。旅館雪国にて泊。朝夕 2 食付きで 7000 円と良心的価格でご主人もとても親切な気持ちのいい宿でした。 04/04 曇り・霧のち晴れ 8:30 長浜栞橋~14:00Co1270 テン場 旅館前からバスに乗って長浜栞橋へ。身支度を整え、ここから大空沢をワカンでしばらく登高。少しガスっぽいが天気はまずまず。手袋がいらないほど気温が高かった。それなりに軽量化してきたつもりながら、やっぱり初日の全装ザックは重かった~。スキーヤーのものと思われるスノーモービルの跡がずっと続いておりました。Co500 付近から北側に進路を向けて長浜尾根上に上がる。ざらめ雪のラッセルはせいぜいくるぶしほど。たまにヤブの横を踏み抜く。昼に近づくに連れ視界が開けてきてピークはもちろん仙法師第二稜や P1、P2、バットレス、西壁や青壁が望めた。快晴無風のなか Co1270 まで進んで、稜上を少し掘り下げてテントを貼る。ここまでは全部ワカン。正面には三面山が見える。 04/05 晴れ時々ガス・爆風 5:00 テン場~6:00 三眺山~8:00 長浜ダイレクト 取り付き~12:00 本峰ピーク~16:30Co360 樹林帯テン場 朝起きると、暖かく、風もなく良い天気。しかしテン場からアイゼンを履いて小一時間も歩いているとガスに巻かれていや~んな感じ。ジリジリと三面山を登ると、ピーク直後にクライムダウンの箇所が二箇所でてきた。最初は 3m 程度の小さい下りだが、後のは少し北側に一旦巻き下る形になっていおりガスでルートが確認できないので一応ロープをつけて探りながら下った。細尾根をやりすごしながらガスの中 2 時間程登高し、長浜ダイレクトの取り付きまで来た。ガスの切れ間から岩壁の全容が見える。おおまかには下部の壁があってバンド上に岩塔がドンと乗っている感じ。弱点とみられる凹角が左と右にあり、左は草付きが少し見えていて、右は日当たりの良い部分にツルッとしたスラブ状の岩が出ている。バンドの上の岩塔には雪にパッキングされた短く浅い立ったチムニーがあり上部まで続いている。我々は一番無難そうに見える左の凹角に取り付いた。 1p 目:小山田。凹角を登るとバンドを挟んでもう一段乗り越しがあり、草付きにイボでピン取って 40m ほど登る。 2p 目:西田。チムニー横の雪壁を除雪クライムして上部へ。除雪した壁のリスに古い残置ハーケンがあった。上部は厚さ 1m ほども除雪をして、なんとか上部にマントルを返す。傾斜が落ちた雪稜上にでてアックスビレー。全身がずぶ濡れに。このあたりで風が吹き始める。50m 3p 目:小山田。細い雪稜を進むとピナクル状になっていて、右側を歩空中トラバース。イボで 1 ピンとって雪壁を直上。ビレイしていると強風でオーバーパンツにエビの尻尾が出来ていた。フォロー途中では雪が崩壊してテンション状態でなんとか上がった。40m 4p 目:西田。雪稜をそのまま進んで本峰直下へ。20m ピークに着くと祠は出ていたが雪でパッキングされていて、最初は祠だと気づかなかった。写真を撮りそそくさと北稜を下降しようと進む。半ば僕らはもうお疲れさん気分であったが、ここからが本当の核心の始まりだった。視界も悪いのもさることながら、下るに連れて風がハンパではなく強くなってきたんである。1400m くらいまで下ると、もはや立って歩くのも不可能で、バイルを突き立て飛ばされぬようにしながらも風の吹く方向なりになんとか這いつくばって僅かずつ移動するような状態。うつ伏せになって飛ばされないように耐えようにもザックに横風が当たって体が転がされてしまう。まるで冬富士。暖気でゴーグルは曇って使い物にならず、アイゼンは雪が付いて滑りまくる。よろめいて地を這いながらわずかづつ下るも、もはやこれ以上風を強く受ける稜上を進むことは無理と判断。ともかくなんとか立って進める長官山脇の雪田をトラバースし、風の弱い北稜の東の沢型を下って樹林帯に逃げ込んだ。長官山から視界が開け沢型を確認出来たのはまだしも幸いで、ほうほうの体でCo360 付近まで下りテントを張った。テン場で気づいてみると、ストックの片方と、エイリアンの黄色がなくなってしまっていた。強風に翻弄される間になくなってしまったらしい。翌日は樹林帯を姫沼の道路まで突切り、8:55のフェリーで稚内へと戻りました。
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北稜東の沢型へエスケープ
やっぱり利尻は一筋縄ではいかない!一度自然が荒れれば人間の力なんて小さなものですねぇ。でも厳しい自然から学ぶかけがえのないもの・尊さは素晴らしいですね。今回一緒に行ってくれた小山田っつと、利尻の自然よありがとう!また行きます!そんなこんなでGoproビデオでなんも見えない五里霧中のリッジ登高と風の轟音をお楽しみに下さい。