ボッカ業務からの道東三山ツアー、そしてまたボッカ業務

みなさまお久しぶりです。すっかりと夏山登山ガイド業務の日々を過ごしております。ず~っと出ずっぱりで山中に居りまして、なかなか連絡が取れなかった関係者の皆様すいません。

6月下旬から2週間ほど知床連山にてボッカ業務を行っておりますまして、ウトロに長逗留しておりました。今年の知床は驚くほど雪が少なく、すでに雪渓はほぼ無くなってしまいました。花が早めに咲いていて、この時期訪れられたお客様はラッキーでしたね。

羅臼岳から知床連山
羅臼岳から知床連山

ボッカ業務が終わったら、直ぐに道東三山(羅臼岳、斜里岳、雌阿寒岳)登山ガイドツアーをお馴染みの知床山考舎の伊藤ガイドと共にご一緒させていただきました。伊藤ガイドとはデナリにも一緒に行った腐れ縁ですので、もはや勝手知ったるコンビネーション。小難しい説明やレクチャーは彼女に任せて、私は肉体労働と無駄話に徹底いたします(嘘)
羅臼岳も斜里岳も雌阿寒岳も良い天気に恵まれ、絶好の登山日和でしたね。どの山でも一足も二足も早く花が咲いていて、お客様は写真を撮るのに忙しかった模様。

そして、道東三山登山ガイドツアーが終わった翌日からは、またボッカ業務で雌阿寒岳へ。なかなか体力勝負な今日この頃ですが、間髪入れずお仕事がドシドシ入ってうれしい限りです。

さて、お次はトムラウシ登山ガイド編にてお会いいたしましょう~!

2019年6月13日~15日 知床連山縦走登山ガイド ~Walk along the Shiretoko mountain range~

とっても雪が少ない今シーズンの北海道の山々ですが、知床も例外なく近年まれに見るほどの早い雪解けとなりました。そんなこんなで、知床連山ガイド登山一発目。今年は多分私たちが今シーズン最初のパーティではないでしょうか。

ご一緒させていただいたのは、フランスからおこしのMr, G氏とDr, Mさんご夫妻。最近とみに国際色豊かな北海道観光のシーンですが、とうとう僕にもフランスからのガイドオファーが舞い込んでくるはこびとなってまいりました。

羅臼岳のウコンウツギ
羅臼岳のウコンウツギ

このお二人はご年齢もお若く海外のトレッキングも多彩にご経験されている強者、はっきり言って知床連山ガイドプランは甘くないですが、この方達なら大丈夫!また存分に楽しんでいただけることだろうということで、2泊3日のガイドプランの行程でご案内させていただきました。

シレトコスミレ
シレトコスミレ

途中、ガスがかかったり、雨が降ったり、晴れて暑くなったり、強風に吹かれたり、おおよそカレイドスコープのごとく知床の、くるくる変わる天候もしっかり体験していただきつつ、わたくしのブロークン極まりない英語ガイディングと共に歩は進んでいきます。かえってフランスでの事や海外のハイキング事情など伺ったりというのは毎度のことではあります。

硫黄山・第一火口
硫黄山・第一火口

ハイマツのトンネルにキバナシャクナゲが咲き乱れ、イソツツジの芳香が心地よく、シレトコスミレもそこかしこで沢山咲いておりました。どうしてあなたたちは厳しい荒れた、この岩の風衝地で可憐な美しさを競っているのでしょう。

硫黄山アタックポイント付近
硫黄山アタックポイント付近

知床連山ガイド登山一発目としては早くもですが、ちゃんと第一火口のフードロッカーも二つとも雪の中から掘り出しておきましたよ。
知床連山ルート中では、サシルイ・オッカバケの東斜面側、硫黄山第一前衛峰手前の登り、硫黄山アタックポイント付近などにはまだ大きな雪渓が残っていますので、行かれる方はお気をつけください

オンネトートレッキング

今年は早い時期から雌阿寒岳登山ガイドやオンネトーのトレッキングプランのご案内をさせていただいております。
6月初めには雌阿寒岳に委託業務にて資材搬入も行ってまいりました。いわゆるボッカというやつですね。今回は総重量で100キロ程度の荷揚げだったのですが、デナリ遠征での地獄のソリ曳き訓練が効いたのか以前よりは楽にやれました。

今年は4~5月が暖かかったので雪解けが異常に早く、花の開花も例年以上に早かったです。オンネトー湖畔のオオサクラソウはもう終わりを迎えています。現在のところツマトリソウやズダヤクシュ、ミツバオウレンなどが咲いてますね。

このトレッキングプランのご案内の日は割合と寒い日で、湖面には霧がかかっていました。こんな雑誌の写真とは異なるオンネトーの姿も赴きのあるものです。

平成最後のガイドは「摩周岳」

みなさまお元気ですか?いやぁ、このゴールデンウィークの陽気は暑いくらいですね!明日からは少し天気が崩れてくるみたいですが…。

摩周岳
摩周岳

今日は平成最後の自然散策トレッキングとして摩周岳までの散策路をぶらりと散歩してまいりました。さすがに大型連休の第一展望台はお客さんでいっぱい!

いつもの数十倍はお客さんがいたのではないでしょうか。そんな盛況の第一展望台をしり目に、私たちは摩周岳までの登山道をのんびりと散策。

摩周湖からの斜里岳
摩周湖からの斜里岳

やはりこのカルデラの外周を縁取るルートは独特で、ダケカンバの疎林に覗く摩周湖の深い蒼を眺めながら進む起伏の少ない小道は、とってもユニークなのものです。そんな素敵な道から望む斜里岳、雄阿寒岳、雌阿寒岳、藻琴山などなどの山々は、まだ雪を残しており晴天の霞に溶けていました。

そば道楽
そば道楽

そして摩周の名産はお蕎麦ということで、お昼はいつもの「そば道楽」。ここの田舎蕎麦は本当に絶品です。みなさまもご賞味あれ。

三日間ご一緒させていただいたAさん、ありがとうございました。今回もええとこやりましたね!また北海道に遊びに来てくださいね。

蕎麦道楽のお蕎麦
蕎麦道楽のお蕎麦

スペシャル散策プラン in ゴールデンウィーク

今日はリピーターAさんとのツアー二日目。道東の裏摩周のスペシャル散策プランに行ってまいりました。朝から最高の天気で日差しも強め。気温は日中23℃にもなっていました。阿寒湖を出発し、まずは双岳台へ。昨日登った雌阿寒岳が良く遠望出来ます。

田和平から斜里岳
田和平から斜里岳

そして次は弟子屈を経て田和平へ。ここは360°の平原と遠く連なる山々が見渡せる北海道らしい展望スポットです。そして裏摩周展望台、神の子池へと足を延ばします。今日はさすがに大連休真っ只中で観光客がたくさん来ています。裏摩周展望台は静かで、カルデラの雰囲気が一層際立つスポットで大変おすすめ。空の色を写した摩周湖のブルーが綺麗でした。神の子池も相変わらず素晴らしく、暖かすぎるくらいのたおやかな春の日差しに光り輝いておりました。

そして斜里町でのランチ、フレトイ展望台~トーフツ湖、ハイランド小清水展望台などを経て、最後は川湯硫黄山へ。ここも今日は大盛況でした。この盛りだくさんの裏摩周を巡るスペシャルプランはパンフレットには掲載しておりません。が、ご要望の方は直接お問い合わせ下さればいつでもご案内可能です。

フレトイ展望台から知床連山
フレトイ展望台から知床連山

平成最後の雌阿寒岳の登山ガイド

ゴールデンウィーク2日目の今日は、リピーターのAさんと雌阿寒岳をご一緒させていただきました。昨日とはうって変わって素晴らしい天気!雲一つ無い中で絶景を楽しみながらの登山となりました。

雌阿寒岳の積雪はもう7割がた無くなりつつあります。こんなに雪が少ない年は、今まであっただろうかというほどに雪が少ないです。樹林帯の中に少々と、山腹斜面のハイマツ帯の間にそれなり、9合目手前に長めの雪渓が少々といった感じです。今日は気温も高めで雪は柔らかだったので終始アイゼンを着けることはありませんでした。残雪は野中温泉ルートより、オンネトールート側に多いです。

雌阿寒岳、ピークより
雌阿寒岳、ピークより

今日は空気が澄んでいたので、遠く斜里岳や知床連山はもとより大雪や日高山脈といった周りの山々のほとんどが見えていました。段々と氷が解けてエメラルドブルーに移り変わっていくオンネトーの姿もこの時期ならではの魅力です。まだ花の時期には早いですが、残雪の雌阿寒もしっかりと知識と技術、装備を準備すれば素晴らしい山行となること間違いなしです。みなさまもぜひ遊びにいらっしゃってくださいね。

雌阿寒岳、阿寒富士分岐付近
雌阿寒岳、阿寒富士分岐付近

雪が降る阿寒湖のゴールデンウィーク

皆様、ゴールデンウィークが始まりましたがいかがお過ごしでしょうか。

北海道には寒気が入り込んだせいで、いきなり氷点下近くの気温となり、阿寒湖畔では昨夜から今日にかけて雪が降りました。

2019ゴールデンウィークのアイヌコタン
2019ゴールデンウィークのアイヌコタン

皆様お気を付けください!このGW辺りに冷え込んで季節外れに雪が降るというのはまさに阿寒湖あるあるなのです。なので、地元の人間はゴールデンウィークが空けるまでは夏タイヤに履き替えないのが普通です。特に今日は日中の気温が零度近くまで低くなっておりますので、暖かい上着などをご準備の上お出かけください。多分明日からはまた暖かくなると思いますが…。

2019ゴールデンウィークの阿寒湖02
2019ゴールデンウィークの阿寒湖02

路面には雪があまりついていませんが、日影などは怪しい箇所もあるかとは思います。また阿寒湖周辺は鹿が大変多く、接触事故も少なくありませんので十分にご注意の上、楽しいゴールデンウィークをお楽しみください。

2019ゴールデンウィークの阿寒湖03
2019ゴールデンウィークの阿寒湖03

阿寒湖周辺、夏シーズン突入

今年は例年以上に阿寒湖に春が訪れるのが早いようです。雪も非常に少なく、気温も24日は20℃以上ありました。

オンネトー林道は4月12日に開通していますので、普通に車でオンネトー湖畔まで行くことが出来ます。まだオンネトーには薄い氷が張っていますが無くなるのは時間の問題でしょう。だいぶエメラルドグリーンの湖面が透けて見えています。薄氷とエメラルドグリーンのコントラストが綺麗です。雌阿寒岳の雪はもう7割がた無くなってきました。ふきのとうもだいぶ法面に出てきました。

オンネトーのふきのとう
オンネトーのふきのとう

阿寒湖も氷はだいぶ薄くなっています。湖水開きは4月29日になりますので、遊覧船はそれ以降の航行となります。雄阿寒岳の登山道も例年と比べると相当に雪が少なく、もう普通に登山靴で登れます。しかし、26日の夜から雪が降るようですので登山道には若干雪がかぶるでしょう。こんな急変する天気傾向もまた、春の阿寒の特徴で、みんなスノータイヤの履き替えはGW明けから様子を見つつ行うというのが通例となっています。

春の雄阿寒岳
春の雄阿寒岳

春の静かな阿寒湖周辺もなかなか魅力的で、グリーンシーズン突入直後の自然散策プランもまたおススメです。

 

アイスクライミングのビデオ 庶路不動滝、ショロハンター、ドラゴンフォール

2月に標茶のウィルガッドことTさんと庶路不動滝とショロハンター、ドラゴンフォールを登った時のビデオを編集してみました。

僕はそもそもクライミングは苦手ですが、アイスクライミングは更に苦手です。が、Tさんはアイスクライミング大好き男なので、何かと僕を誘ってくれる…のはいいのですがドラゴンフォールはかなりの難易度。果たして登れるだろうか…と恐れおののいていました。しかし結果的には氷が悪いのもあって敗退してしまいました。

この日は気温が高くて、側壁からの雪崩がひどく、それだけでも帰りたかったぐらいでしたが一応1P目は登りました。懸垂で降りるとき、肩に落石がヒット!しかし、たまたま着ていたビレイジャケットがクッションになって大丈夫でした。

ショロハンターは登るのに夢中で撮影するのを忘れてしまいました。まぁ、そんなもんです。しかしド迫力の北海道を代表するような、アイス課題も触れたし満足でした。いやぁやはり北海道の山岳環境って恵まれてますねぇ。

 

2019’阿寒湖氷上フェスティバル・メイキングビデオ

冬の阿寒湖の風物詩と言えば氷上フェスティバルですが、皆年も明ければ店を閉めてひっそりと冬眠状態であった大昔の阿寒湖を盛り上げようと50年以上も前から地元の有志の手作りイベントとして運営されています。

そんな阿寒湖の氷上フェスティバルの舞台裏を含めたメイキング風景を、無駄に4kで撮影してムービーポエムに仕立て上げてみました。

撮影はSONYのRX100m6とGopro Hero7にて行っています。
カラープロファイルはSONYはHDR/HLG(PP10)のポン出し、GoproはProtune FlatにGopro ProtuneというLUTを当てています。

こうして見ると、RX100m6のムービー性能はやはり素晴らしいものがあります。惜しむらくは手振れ補正の弱さですが、レンズスタビライズのみでも意外と見れる気もしますね。Gopro Hero7の画も解像度、色味ともになかなか良好です。ハイパースムースの安定化機能はさすがというほかありません。

雪像制作風景
雪像制作風景

ちなみにこのビデオでは、撮影状況が-15℃を下回ることも少なくありませんでした。冬にGoproとRX100m6を併用すると、Goproの耐寒性の高さがよくわかります。RX100m6はマイナス15℃ではもってせいぜい15分。バッテリーが何本も使わさります。Goproは特に気を使うこともなくホイールローダーの屋根につけっぱなしにしてタイムラプスとかやってますが、普通に一時間半以上回ります。そんなわけで、北海道の人が外でアクティビティーを撮影をするならGopro Hero7しか選択肢はないでしょうね。

このビデオで、冬の阿寒湖や家族的なジモティーの雰囲気を感じていただけたら幸いです。

ガイドプランの際には写真はもちろん、動画撮影サービスも行っていますのでご希望の方はお知らせください。実は僕は昔はブライダル撮影のアルバイトなどをやっていた時代もあったりして、こういうのは大好きなクチなのです。

氷上フェスティバルの貴公子・ひろよし
氷上フェスティバルの貴公子・ひろよし