皆様こんばんは。登山ガイドの西田です。先日は雌阿寒岳をご一緒させていただいたI様からのご依頼で、知床は海別岳に登ってまいりました。当日はスッキリとした晴天で、気温も高めで微笑みの山行となりました。朝7:00天に続く道の曲がり角の駐車場よりスノーシューにて出発。既に数台の車が止まっており先行者によるトレースが付いておりました。しばし畑の中の道を歩いて樹林帯へ。晴れやかな天気の下、地形図上ポコCo518を経て広い樹林の尾根をじわじわと登高していきます。Co700くらいでようやく樹林帯が切れ、見渡しがきく様になってきます。ここから頂上まで続く広大なバーンは日本離れした景色で、デナリを思い起こさせます。この尾根の長いこと長いこと。よーく考えたら地形図より傾斜の分だけ三角関数に則り距離は長いのですよね。次第に眼下に流氷の浮かぶオホーツク海が広がっていきます。そんなこんなで頂上着が12:30。知床連山や遠音別岳、国後島、ラサウヌプリ、ラサウの牙、斜里岳、藻琴山、雌阿寒岳・雄阿寒岳も見えていました。いつも風があったりなかなか厳しいイメージの知床の山ですが、こんな微笑の海別岳も良いものですね。帰りには流氷のオホーツク海に沈む夕日が最高に綺麗でした。I様、この度はありがとうございました。またぜひ遊びにきてくださいね。マッターホルンお気をつけて!






コメントを投稿するにはログインしてください。