プランご参加に際して、新型コロナウィルス感染症予防のためのガイドライン

〇ガイドプラン催行前まで

  • お客様におかれましては、出来る限り人込みや三密、不要不急の外出を避け、ソーシャルディスタンスを保ち、常にうがい手洗い、消毒を行い感染症予防をお心がけください。
  • 外出時はもちろん、移動中やホテルなどでも、なるべくマスクのご着用をお願いいたします。
  • 疲労は免疫力の低下につながりますので、余裕を持った山行・旅程をご計画ください。
  • 山行前は十分な睡眠、栄養をお取りになって出来る限り免疫力を高めてください。

 

〇ガイドプラン催行中の注意点

  • プラン当日の催行前に非接触型の体温計での検温にご協力ください。
  • ガイドはマスクを着用した上でのご案内をさせていただきます。
  • 安全に配慮したうえで、2m以上の間隔を保った上でのご案内となります。
  • 他の登山者との接触にも注意してください。
  • プラン催行中もなるべく手指の消毒、咳エチケットをお願いいたします。
  • ガイドが感染予防上好ましくない状態であると判断した場合は、プランを中止する事があります。(例、お客様が過度に疲労した場合、病気になってしまった場合など)
  • 「新北海道スタイル」実践事業者として、適切な感染症予防対策を行います。

 

〇感染予防としての持ち物

  • マスク、消毒薬、アルコールを含んだウェットティッシュなど。

 

  • 〇保険について
    プランに際し、お客様用の任意保険として国内旅行保険(CHUBB損保PB3など)に加入していますが、保険適用範囲は傷害ですので疾病や感染症は該当しません。必要な方は生命保険・医療保険などのご加入をおすすめします。

 

〇免責事項

  • ガイドは十分な感染予防を行ったうえでのガイディングを心がけますが、感染・二次感染に関するいかなる責任も負うことはできません。

 

〇以下の条件に該当されるお客様はガイドプランにご参加いただけません

  • 発熱(目安として37.5度程度以上)、倦怠感、風邪などの症状のある方
  • 基礎疾患のある方
  • プランご参加前の二週間以内に海外渡航経験のある方
  • このガイドライン・免責事項にご同意いただけない方

 

新北海道スタイル安心宣言
新北海道スタイル安心宣言

 

参考:

北海道 新北海道スタイル安心宣言
山岳医療救助機構
厚生労働省
国立感染症研究所

 

北海道登山ガイド・西田晋輔

新型コロナウィルス感染症予防への取り組み、および活動再開について

この度の新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりなった方々には心よりご冥福をお祈りするとともに、罹患された方々には心よりお見舞い申しあげます。また、医療関係の皆様をはじめ、感染拡大防止に日々ご尽力いただいている皆様には、深く感謝申し上げます。

5/25日の新型コロナウィルス感染状況に関する政府発表によります緊急事態宣言解除を受けまして、6/1より十分な感染予防対策を実施した上でガイド・および受託業務を再開させていただくことをお知らせいたします。

 

〇ガイドおよび受託業務における主な感染予防対策について

  • 手洗い、消毒、検温、マスク着用の徹底。ガイドはガイドプラン中もマスクを着用いたします。
  • お客様におかれましても、ガイディングプラン催行前の非接触型の体温計による検温を行っていただきますので、ご協力ください。
  • 移動中の三密状態を避けるため、ガイディングプランの催行現場へのガイド、およびお客様との別々の移動。基本的に現地集合、解散によるプランの催行となります。
  • 安全に配慮の上で、出来る限りソーシャルディスタンスを保った距離間隔でのご案内となります。
  • 37.5℃以上の熱、咳や風邪症状のあるお客様のご案内はお断りいたします。
  • 二週間以内に海外への渡航歴のあるお客様のご案内はお断りいたします。
  • ガイドはアルコール消毒液を持参しています。こまめに手指などの消毒をお願いいたします。

緊急事態宣言延長に関するお知らせ

先日、緊急事態宣言の5月末までの継続が政府より発表されました。これに伴いに現況における新型コロナウィルス対策としての活動休止を五月末まで継続させていただくことをお知らせいたします。

5月31日以降のガイドプラン・業務委託・各種ご依頼につきましては様々状況を鑑みながら適宜の判断とさせていただきます。その間もお電話・メールなどによる各種お問合せ・ご連絡やご予約などはこれまで通りご対応させていただきます。

引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。

新型コロナウイルス感染拡大防止のための対応について

これまで新型コロナウイルスに対する安全・取り組みとして、活動の自粛とさせていただいておりましたが、4月16日の政府からの緊急事態宣言を受けまして、ガイド活動及び委託業務のすべてについて5月6日まで全面休止とさせていただきます。

伴い、5月6日までお受けしているご予約の全てをキャンセルとさせていただきます。お申込みいただいておりましたお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

尚、5月6日以降のガイドプランについては様々状況を鑑みながら適宜の判断とさせていただきます。その間もお電話・メールなどによる各種お問合せ・ご連絡やご予約などはこれまで通りご対応させていただきます。

この度の新型コロナウィルス感染症の早期収束を願っています。早くまた皆様と楽しく登山が出来る事を心より願っています。

ここ最近の、買ってよかった!素晴らしきギアたち5選

どうもお世話になっております。ガイドの西田です。

実は、なにを隠そうわたくしは非常に新しい物好きです。登山用品や色々な道具類など、最新のとか最軽量とかいうものに目がないタイプで、むやみやたらと最新ギアを導入してみたくなってしまいます。まぁゴローの登山靴だけは例外で、これはクラシックタイプの登山靴ですが。そうして新しいギアを使って色々と実験をしてみたい性分なのですよね。まぁ、すんごい良かった!というものも有ればなんやこれ金返せ!という失敗も色々あります。

そんな新しいもの好きの私がここ最近使ってみて「これは良かった!みんなもこれ買ったほうがいいよ!」というものをお知らせしてみましょう。なんといいますか、私は性格上皆さんのよき人柱タイプの人間なので良かったら参考にしてみてください。

 

5位、ナンガオーロラライト寝袋

ナンガオーロラライト600SPDXと800DX
ナンガオーロラライト600SPDXと800DX

このナンガのオーロラライトというシリーズは、外側がオーロラテックスという防水透湿素材になっているシュラフカバーのいらないタイプの寝袋です。デナリに行くとき某好日山荘の店長さんにそそのかされて買ったものですが、これは本当に買って良かったですね。羽毛の高品質は言わずもがなで、縫製や構造も素晴らしく羽毛が抜けてくるという事はほぼありません。やはり防水透湿の外側のおかげで、長期山行でもロフト低下は起こりにくいです。厳冬期のテント泊で霜が寝袋のガワにたくさん着いてもサッと手で払えば無かった事に!ジッパースライダーが特殊な形をしていて噛みこみもしにくい点も気に入っています。尚且つシェルのかぎ裂きなども無料で面倒を見てくれる永久保証!…いやなんと素晴らしい。
私はすでにナンガの寝袋は3つ持っているにもかかわらず、更にもう一つ夏用のオーロラライト380か450を買い足して通年オーロラライト体制で行こうと思っているほどです。近ごろはUDD(ウルトラドライダウン)という超撥水ダウンのシリーズも出ているようで気になるところです

https://nanga.jp/product/sleeping-bag/aurora-light/aurora-light-450-dx-2019/

 

4位 パタゴニア ナノエアライトハイブリッドフーディ

パタゴニア ナノエアフーディとナノエアライトハイブリッドフーディ
パタゴニア ナノエアフーディとナノエアライトハイブリッドフーディ

パタゴニアのナノエアはもう定番ですね。簡単に申しますと、これは新タイプの中綿入り中間着という感じのウェアです。私はこれを今年まで体験したことがなかったのですが(なぜならとんでもなくお高いので)みんな着ているのでさぞかし良いのだろうなとは思っておりましたが…で、実際使ってみてびっくり!想像を上回る素晴らしさですね。はっきり言って現状の中間着の中では最強ではないでしょうか。今まで中間着としてフリースを着ていたところをこのナノエアで置き換えると、とても具合がよろしい!特徴としては、保温性が高いわりに透湿性が非常に高く汗抜け抜群。暖かいのに蒸れないという奇跡的な感覚!ストップアンドゴーを繰り返したり、重荷を背負った本気の登山のミドラーとして大変よくフィットします。フードのカットも良いので、よほど低温だったり強風だったりしない限り単体バラクラバの出番は無くなります。というより、フードもやっぱり透湿性が高いとすんごい快適なのです!というわけで本気の冬季登山用にはフーディタイプが絶対おすすめ。フリースの時代からなかなか華々しいブレイクスルーだと感じました。私はナノエアフーディを一着買って非常に気に入り、即座にナノエアハイブリッドフーディも買い足しました。無印ナノエアは少し保温性が高めなので日本国内の山岳環境ではナノエアライトハイブリッドの方がつぶしはきくと思います。パタゴニア製品はどんなに物が良くてもセールスが振るわなければ容赦なくディスコンになってしまうので、こういう絶対的に良い物はさっさとゲットしましょう。

https://www.patagonia.jp/ms-nano-air-light-hybrid-hoody/84415.html

 

3位 マジックマウンテン SIREX カンチェンジュンガ

マジックマウンテン SIREX カンチェンジュンガ
マジックマウンテン SIREX カンチェンジュンガ

これはオランダ産の特殊なフォームで作られているクローズドセルタイプのマットです。特徴は195センチで150グラムという超軽量性。山では195センチなど文字通り無用の長物ですので半分に切って使いますが、そうすると75グラムという信じられない軽さになってしまいます。75グラムといえば、軽量の肉抜きフォージドタイプの環付きカラビナくらいの重さですよ!なんと軽い…。保温性もまずまずでR値はおそらく1.8くらいでしょうか(自分の体感的にはアルミ蒸着の付いてないクラシックリッジレストと同じくらい…※体感には個人差がありますのでご注意ください)普通に北海道の冬山でも使えていますので、かなり有用性は高いと言えるでしょう。欠点はやや傷がつきやすいという事くらいでしょうか。リッジレストはボロボロになっても20年とか平気で使えますが、このマットはさすがにそこまではもたないと思われます。個人的にはインフレータブルタイプは、穴が開いたり、内部剥離して変な形に膨れてきたりしやすいのであまり好みではなく、最近の本気登山の際は完全にこれ一択です。

https://www.amazon.co.jp/マジックマウンテン-MAGIC-MOUNTAIN-カンチェンジュンガ-IBKJ195/dp/B017YUFCHY/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%82%AC&qid=1586259887&sr=8-1

 

2位 エッジタクティカル サングラス

エッジタクティカル オーバーロード
エッジタクティカル オーバーロード

これは端的に言いますと、めちゃくちゃ曇りにくいアンチフォグレンズのサングラスです。なんでも米軍仕様らしいのですが日本ではモデルガンとかサバイバルゲーム用品の店で売っています。北稜クラブのダニーアーノルドことW君がKURI ADVENTUREさんの動画で見知ったらしく教えていただきました。とにかくこのサングラスはホントに曇りにくいです。曇らないというのはどういうことかというと、親水性があってレンズ上で水分が水滴状にならないので視界が確保されるという仕組みらしいですね。登山中に入山から下山までずーっとかけていて曇らないのは自分が知る限りこのサングラスだけ。これをかけたままフードを被ってアウターシェルのジッパーを最上部まで上げて顔を完全に覆っても全然曇りません。つまり、強風下でも顔を完全に保護できるのです。結果としてゴーグルは不要になり、安全性にも軽量化にも寄与します。間違いなくおすすめの逸品!

試しに加湿器の湯気に当ててみますと…水の膜が出来て視界は遮られません。このため乾くのも早いです。

https://www.amazon.co.jp/【EDGE-TACTICAL】OVERLORD-Tactical-Eyewear-G-15/dp/B07LGS2MWZ/ref=sr_1_2?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AB%E3%83%AB&qid=1586259569&sr=8-2

 

1位 ヘリテイジ クロスオーバードーム2

ヘリテイジ クロスオーバードーム2
ヘリテイジ クロスオーバードーム2

これは去年の秀岳荘のセールで39000円になっているのを小一時間迷いに迷って買ったものですが、これもめちゃくちゃ良いです。とどのつまりは770グラムの超軽量シェルターなのですが、快適性は高く普通のシングルウォールテントと居住性はそんなに変わりありません。770グラムといえば、私が23年前買ったその当時の最軽量テント「石井ゴアライト1人用」1500グラムの約半分ですから時代は変わったものだなぁと思います。シェルターとはいえ2人用(210×130センチ)が1キロを割るのは自立するクロスフレームタイプでは不可能だとばかり思っていました…。仕舞寸法も2人用ツェルトと同じ位と極小です。ちなみにこのクロスオーバードーム、テントではなくシェルターですので、パネルの透湿性がやや低いです。つまりベンチレーションを全絞りに閉め切ると窒息の恐れがあるので要注意。最初これを知らずに(というか知ってて無視して)悪天候の中で閉め切っていると苦しくて死ぬかと思いました。実はこのクロスオーバードームを使う上でここが忘れてはいけないポイントで、雪や風が吹き込もうとも絶対にベンチレーションは閉め切ってはいけないのです。ベンチレーションさえ閉め切らなければ、普通より少し寒いけど快適な超軽量シェルターなのというわけです。あとの留意点は超軽量なだけにパネルやボトムが薄いということくらいでしょうか。最近はニューバージョンが出るようで、それは防水性も透湿性も軽量性もアップして、ベンチレーションは絶対に閉め切れないように煙突部分の先端がメッシュになっていました…。ヘリテイジもなかなか意欲的な商品を開発しますねぇ

https://heritage.co.jp/Gears/COD.html

というわけで、みなさんも色々試してみると面白い発見がありますよ。その際はお知らせいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

ゴローのブーティエル、リソール完了。

皆様お世話になっております。ガイドの西田です。新型肺炎コロナの影響ですっかり静まり返ってしまった北海道の体験観光業界ですが、早期収束の願いもこめつつグリーンシーズンに向けてギアの整理や修繕・準備など行っている今日この頃でございます。

山道具で最も大切なギアといえばやっぱり登山靴ですね。というわけで、今回はわたくしの夏山登山ガイドのすべての山行の相棒であるゴローのブーティエルをリソールに出してみました。そろそろ靴底のゴムがちびてきていて、若干滑りが気になっていたんですよね。ちなみに、張替えのサインは、かかと側のソールが溝より数ミリ削れると目安だそうです。

古びたソールのゴロー・ブーティエル
古びたソールのゴロー・ブーティエル

そんな私の黒と茶のブーティエルですが、茶はかれこれ11年、黒は4年ほど履いております。このよく知られたセミオーダー登山靴であるゴローブーティエル君、これだけ履いておりますと元々の足入れの良さ・フィット感も相まって、極上の履き心地でまさに登山靴のロールスロイス…もう普通の既成登山靴など履けなくなってしまいました。ま、ロールスロイスなど乗ったことはございませんが…。

リソール後のゴロー・ブーティエル
リソール後のゴロー・ブーティエル

リソールは3月末に出して一週間ほどで完了し返ってきました。料金は一足9000円(税別)、かかとの革のほつれなども治していただきました。うーん、新しいソールは気持ちが良いですね!というわけで、今シーズンもよろしくお願いいたします!

我が家の登山靴たち
我が家の登山靴たち

今シーズンのスノーシュー催行状況など

皆様お久しぶりです。ガイドの西田です。
小雪状況が続く道東ですが、寒気が入ってかなり冷え込んだなと思ったのもつかの間、ここ最近は春のように暖かくなってしまいました。

この暖気で阿寒湖にもオンネトーにも少し上水が上がっています。どうしてもスノーシューに団子雪が付くので、シリコンスプレーを塗布してみましたら、これが効果てきめんで、団子とは無縁のスノーシュー生活が送れるようになりました。寒かったり暖かかったり忙しい天気ですが、全体的に平均気温は高いようです。

それにしても新型コロナウィルスの蔓延により訪日外国人観光客はすっかり激減してしまいました。そのかわり今シーズンは国内のお客様から直前予約などで割とよくお声がけをいただいており、ありがたいばかりですが…この事態の早期収束をねがうばかりです。

 

珍しくドカ雪 in AKAN

みなさまこんにちは。お世話になっております。ガイドの西田です。
しかしなんですな。やっぱり取り返しにきましたな。ここ最近の阿寒周辺の積雪量の話ですが。

新雪の滝口付近
新雪の滝口付近

 

今年はとうとう北海道東部においてはスノーシューを履く意味が見いだせないという記録的な年になるのではないかという懸念がありましたが、1月30日の大雪によりやっと、スノーシューでの雪上歩行における快適性をご実感いただける運びとなりました。なんと遅いこと…。阿寒湖氷上フェスティバルの設営にも雪が足りずに困っていたところでしたが。
ズーっと全然降らずに低気圧とともにドカッと大量に湿った雪が降るのが最近の御定まりのパターン。私の子供時代は冬といえばちゃんとどっかり雪が降っていたものですが。

私の後ろ姿・お客様より

 

そんな重い雪の中スノーシュープランをご体験いただいた皆様、ありがとうございました!晴れた日もあれば雪の日もあるのが大自然です。思う存分に阿寒の自然をご体験いただけておりましたら幸いです。また遊びにきてくださいね!

オンネトー・スノーシュー
オンネトー・スノーシュー

阿寒周辺スノーシュープラン・積雪状況のお知らせ

みなさまこんにちは。ガイドの西田です。
今シーズンは本当に雪が少ない!2020/1/14現在のところ阿寒周辺の積雪は5cmに満たないといった程度でしょうか。北海道東部の太平洋側は、元々雪の少ない地域特性を持ってはいますが、少なくとも私の幼少時よりの記憶ではこのような状態は例年に無いと思います。

この小雪状況によってスノーシュープランの催行には変化がございまして、おあかんプランではまだスノーシューを使っての自然散策のご案内はできておりません。おあかんプランの散策ルートである雄阿寒岳登山道の下部は、起伏が多めで、露出した地面へのインパクト配慮から、十分な積雪がないとスノーシューが利用出来ません。今のところ、防寒長靴をお履きいただいたうえでの自然散策という形をとらせていただいております。足元は通常より軽めの散策となりますが、これも自然の状況によるものとご理解の程よろしくお願いいたします。

エゾユキウサギの足跡
エゾユキウサギの足跡

オンネトーも雪は少なめですが、通常通りスノーシュートレッキングをお楽しみいただくことが可能です。雪の少なさから、オンネトーの湖上はまだまだ歩きやすいく、場所によっては風で雪が飛ばされ湖の表面の氷が露出しています。

オンネトー
オンネトー

年々変化の気になる北海道の冬の状況ですが、最近非常に特徴的な風物も目にしております。そのお話はまた次回にて…。

2020年、明けましておめでとうございます。新年恒例・層雲峡アイス

みなさま、明けましておめでとうございます。
いやぁ、もう2020年ですよ。すごいですねぇ。もはやSF映画の近未来の年代に差し掛かりつつありますね。
旧年中は色々な方に多変お世話になりました。本年も相変わらず、よろしくお願いいたします。

というわけで年明け一発目は、毎年恒例行事となりつつある層雲峡アイスクライミングに行って参りました。
メンバーはKさんとCちゃんのお二人。ヘルメットにしめ縄を飾ったJさんはどこで何してるんだか今回は欠席。
層雲峡へついてみるといやはや風の強いこと…正月からアイスクライミングの洗礼を受けてしまいました。
とりあえずということで、まずは錦糸の滝へ。
アプローチでは川の氷結がまだ甘く、足首くらいまで川にはまってしまいました。年はじめはスノーシューがあった方が安全です

層雲峡・錦糸の滝を登る
層雲峡・錦糸の滝を登る

さて滝自体はと言いますと、やはりまだ氷が薄いようで下部では岩が露出していました。
僕はいつものユニクロのブロックテックパーカー(4000円)とワークマンの中綿革手(2000円)で登っていたのですが、この結構厳しめの状況でも全然問題なし。僕は見た目といい装着感といい、あんまりテムレスは好まないのです。ワークマンの中綿革手はなかなかなおすすめ。

いやぁそれにしても寒かった!強風の中ホント途中で帰ろうかと何度も言いつつも、なんとかトップアウト。
Cちゃんの新ノミックのピックの先は、岩を叩いたのかなんなのかもげていました。遠慮せんでも僕の旧ノミックと交換してあげるのに…。

というわけで、とっても楽しい新年2020層雲峡アイスクライミングでした。
一緒にいって行っていただいた、Kさん、Cちゃん、ありがとうございました。
今年も、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。