皆様こんにちは!登山ガイドの西田です。 本日は、2026年7月26日に催行したトムラウシ山のレポートをお届けします。
北海道の短い夏が本格化するこの季節、大雪山の深部に鎮座する「北海道の百名山中の難峰」トムラウシ山へ、お客様のH様と共に登ってきました。前日のタイヤパンクのトラブルからも復活!
現地コンディションや、ルート上の見どころを写真とともにお伝えします!
📊 本日の山行データ
- 日程: 2026年7月26日(日)
- ルート: トムラウシ温泉短縮登山口コース(往復)
- 天候: 晴れのち曇り(山頂付近は一時ガス)
- 気温: 登山口 18°C / 山頂付近 10°C前後
🌸 見どころ:今まさにピークの高山植物
短くも鮮やかな北国の夏。登山口から標高を上げるにつれて、次々と可憐な高山植物たちが迎えてくれました。
- チングルマ・エゾノツガザクラ・アオノツガザクラ: 前トム平付近からお花畑が一面に広がっており、登りの疲れを優しく癒やしてくれます。
- チシマノキンバイソウ・チシマフウロ:コマドリ沢の雪渓の消えた跡がお花畑に。
- チシマキンレイカ・チシマツガザクラ・コマクサ・ウスユキトウヒレン・タカネシオガマ:稜線上部の岩稜帯に色とりどりに咲いていました。
- エゾコザクラ: 雪解けが遅かった湿り気のある場所で、群生してピンク色の絨毯を作っていました。




🥾 本日のルート状況とコンディション
① 樹林帯~前トム平
登山口からの樹林帯は前日までの雨の影響で一部ぬかるみや湿った岩がありましたが、慎重に進めば問題ありません。 前トム平に出ると視界が一気に開け、これからの長い道のりと、彼方に見えるトムラウシ山の堂々とした山容が雲間より姿を現します。空気がやや涼しかったため、ここで一枚レイヤリング(防風着)をプラスしました。
② ガーデン(日本庭園・天人ヶ原)~山頂
トムラウシ山の真骨頂といえば、この巨大な岩が折り重なる「トムラウシ公園」。 このエリアは霧が流れたり晴れたりと目まぐるしく天候が変わりましたが、ガスの合間から青空と荒々しい岩稜帯のコントラストが美しく映えました。足場の悪い大きな岩石帯が続くため、一歩一歩確実に足を置くよう声掛けを行いながら卒なくクリア。
③ 山頂へ
最後の登り斜面を登りきり、無事にトムラウシ山山頂(標高2,141m)に登頂成功! 比較的頂上は穏やかで、若干ガスに巻かれながらも雲の切れ間から十勝平野や遠くの山々が顔を覗かせ、登頂の達成感を分かち合いました。風を避けられる岩陰で、行動食を取りつつ、のんびりと休憩しつつ、贅沢な時間をすごしました。


💡 ガイドからのアドバイス(これからの時期に登る方へ)
- 泥濘(ぬかるみ)対策: 登山道は濡れている箇所が多いです。カムイ天上のあたりなんかは、もうヌタヌタ!スパッツ(ゲイター)の着用がおすすめです。
- 寒暖差への備え: 下界は暑くても、稜線や山頂で風に吹かれると一気に体感温度が下がります。フリースやレインウェアなどの防風・防寒着を必ずお持ちください。
- 水分と行動食: 往復約10時間を超える長丁場です。こまめなエネルギーチャージ・水分補給を心がけましょう。
ご参加いただいたゲストのH様、本当にお疲れ様でした! タフなコースでしたが、最後まで笑顔で歩き切っていただけたこと、ガイドとしても大変嬉しく思います。この度はありがとうございました!























































































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