2024/07/27 雌阿寒岳、07/28斜里岳、7/30 トムラウシ山

皆様こんばんは。登山ガイドの西田です。先日は毎年おこしいただいているS様と雌阿寒岳に行ってまいりました。この日は最近の北海道としては割合に涼しく、歩きやすい一日でしたね。天候は晴れときどき曇りといったところで、基本的には日差しは強くなく、五合目以降は雲の上に突き抜け、雲海を見下ろしながらの登山という状況でした。私は幼少の頃から登っている雌阿寒岳ですが、初めての方にご体験いただいるその様子は興味深く光栄に思いますね。のんびりペースで野中温泉からオンネトーをラウンドしつつ湖畔の林道を帰って来たのですが、最後はアブが大量に出てきました。アブはやっぱり、暑い最中の林道歩きにはつきもののようですね。S様、I様この度はありがとうございました。また気が向いたらいつでも遊びに来てくださいね!

さて、翌28日は斜里岳。ご一緒させていただくのは、北海道の登山はずいぶんと来てくれているH様。この日は、風がやや強く天候は曇り。ただし、かえって涼しくてちょうどよかった、というか虫が全然出てこなかったので、結果としては快適でしたね。頂上につく頃には山体にかかっているガスが晴れ始め、知床連山やオホーツク海、清里の町や、網走や斜里なども見えたり見えなかったりしていました。H様、この度はありがとうございました。またよろしくお願い致します!

そしてそして、最近はずいぶんと多くなった感のあるトムラウシ。今季はすでに三度目ですね。やっぱりロングルートでリスクもあるので、ガイド山行をお考えの方は多いようですね。駐車場にもいつもハイエースGLが数台はとまっております。さてさて、この日のお客様は3年前にもおこしのS様ご家族。この催行では、気温が割合に涼しかったせいか、ナキウサギくんがコマドリ沢の上のロックガーデンで行きも帰りも表れてくれ合計三回も観察が出来ました。こんなことはめったにございませんね。花はやや盛りを過ぎた感があり、チングルマや南沼のイワイチョウはもはや終わりに近かったですね。オトギリソウやアキキリンソウなどが、上部ではウスユキトウヒレンなどが多くなっていました。というわけで、S様、またのおこしありがとうございました。次回の幌尻岳もよろしくお願い致します!

然別ナキウサギ~糠平タウシュベツ橋梁の旅

みなさまこんにちは。ガイドの西田です。先日はお客様のリクエストプランにて、然別でのナキウサギ観察を経て、糠平湖のタウシュベツ橋梁、三国峠、層雲峡の旅へとご案内させていただきました。

今回のお客様は関西よりお越しのK様。北海道をお気に入りで度々遊びに来ていただいております常連さんです。催行当日は天候にも恵まれ、絶好のトレッキング日和となりました。

然別の風穴付近にナキウサギを訪ねてみると…一時間ほど粘り強く待ってようやくナキウサギ君が寝ぼけ眼で姿を見せてくれました。自分の知る限りでは然別が最も容易にナキウサギを観察できるスポットだと思います。または日高のトヨニ湖でしょうか。付近のカメラマンさんによるとこの日ナキウサギ君は何度も現れてくれたようですが、日によって見られたり見られなかったりだそうなので完全に運ですね。K様は持ってらっしゃいますね!然別湖も静かでとっても雰囲気の良い場所で、私も大好きな場所です。

お次は糠平でタウシュベツ橋梁を観察。この橋梁も傷みが激しく、見るからに崩壊寸前という様相です。この日のタウシュベツ橋梁は渇水によって湖面が低く草原の上にあるような様子でした。秋ぐらいになると糠平湖が水を湛え、橋梁がほとんど水没してしまうそうです。この橋梁もこのさきいつまでこうした姿のまま観察できるでしょうかね。

お次は三国峠で絶品の三国峠コーヒーをいただきつつ、東大雪の山並みと樹海を遠望。この日もニペソツとウペペサンケがはっきりと望めました。あいにく途中の三股山荘はコロナの影響で早仕舞いだったので立ち寄れずじまいでした。個人的にははここが世界で一番好きなカフェですね。たまに一人でも立ち寄ります。

仕上げには層雲峡で大函や流星・銀河の滝を観察。したところで夕立が降ってまいりましたので、宿へと急ぎました。今回もこの季節ならではのなかなか盛りだくさんの旅となりましたね。K様、気が向きましたらまた遊びに来てくださいね。