2020/7/28、30 羅臼岳・斜里岳登山ガイド

いやぁ、最近暑くなってきましたねぇ。一昨日と今日で羅臼岳と斜里岳のガイドを行ってまいりました。二日間とも天気予報は曇りでしたが、幸いなことに開けてみれば天気はなかなか良く、羅臼岳は下部はガスで頂上では雲の上に抜けた青空、斜里岳では始終晴天と上々の結果となりました。

大沢上部にて
大沢上部にて

羅臼岳では雲間に知床連山や国後島が望め、斜里岳ではオホーツク海や斜里や清里の畑の景色がよく見えておりました。とっても素晴らしい二日間の景色を見られて、お客様もご満悦。

斜里岳頂上

コロナの影響で道の駅や平地など、また山そのものにもいつもより人が少ない様子。すこしづつ以前の状況に戻ることを祈っております。K様、S様、今日はお疲れ様でした。またよろしくお願いしますね!

熊味峠付近より

「どうみん割」ご利用いただけます

どうみん割バナー

北海道へお住いの蝦夷っ子のみなさまこんにちは。ガイドの西田です。この度「どうみん割」の申請が受理されまして、私が登山ガイドとして個人催行いたしますプランについては「どうみん割」の対象となりますので、お知らせいたします。内容詳細は下記のようになっています。

ご対象者様:北海道にお住いの方
対象期間:2020/07/24~2021/01/31
対象プラン:登山・トレッキングなど日帰りアウトドア体験プラン

ご体験プラン価格:割引金額(一名様につき)
¥4000~¥5999:¥-2000
¥6000~¥9999:¥-3000
¥10000~¥:¥-5000

さて、この「どうみん割」の使い方ですが、通常どおり当方へ直接プランをお申込みいただきまして、その上で申請書類にご記入いただくことと、催行時に道民であることが証明できる身分証明書(免許証や健康保険証、パスポートなど)をご提示いただく段取りとなっております。

以上により、例えばお二人で「オンネトーでトレッキング」をご体験していただく場合は、通常¥14000のところ、どうみん割が¥-3000×2=¥-6000が適用になりますので、¥8000となります。¥30000の登山ガイドプランをご利用いただく場合はどうみん割が-¥5000適用になり、¥25000となります。プランをキャンセルされた場合のキャンセル料は適用対象とはなりません。

※じゃらんネットやアソビュー、旅代理店などを経由したご予約は対象外ですのでご注意ください。

ちなみに私は「新北海道スタイル」実践事業者ですので、コロナ感染症予防についてもご安心してご利用ください。道内の一部地域、または全域で感染症の拡大などにより、外出の自粛や往来の自粛要請がされた場合は、その地域・期間やその地域の道民のご利用は適用になりません。

更なる詳細は特設サイトにて。
https://douminwari.jp/

みなさま振るってのご利用をお待ちしております。

2020/07/18 斜里岳登山ガイド

皆様、こんにちは。ガイドの西田です。

昨日は久々に斜里岳の登山ガイドに行ってきました。例年ですと今時期では斜里岳の登山ガイディングも少なくとも数回は行っているところなのですが、今年はコロナの影響にて、今年初めての斜里岳登山ガイドと相成りました。

さて、当日は朝から雲一つない素晴らしい晴れ!いやー、やはり青い空に映える斜里岳はいいですねえ。緑清荘を出るなり否が応でも気分は高まります。

登山道に現れたシマリス
登山道に現れたシマリス

やはりこの季節は花が素晴らしいですね。序盤から頂上までずーっと花が咲いておりました。この日の斜里岳は土曜日とあってなかなかの盛況。夏の日差しに沢の瀬音と涼やかな風が気持ちいい!頂上からは遠望もばっちりで、雌阿寒岳、雄阿寒岳、摩周岳、知床は海別岳、羅臼岳など360°の視界がばっちりでした。

ご案内させていただきましたS様、今日も良い山でしたね。またヒマが出来たら遊びに来てくださいね!

夏の阿寒の森・トレッキングプラン

皆様、こんにちは。ガイドの西田です。

今年は新型コロナウィルス感染症の影響で登山ツアーでキャンセルが相次いだため、いつもとは随分と違ったスケジュールでガイディングを行っています。

普段通りであれば、6月にもなりますとボチボチ登山ガイドで忙しくなりはじめ、あれよあれよという間に夏シーズン終わりの10月までスケジュール一杯という感じなのですが、今年は最盛期の7月にもまだ若干空きがありまして、日によってはトレッキングガイドなどもご対応が可能となっております。

オオルリ
オオルリ

先日も7月の上旬に阿寒の森トレッキングを催行させていただきました。普段なかなかご案内できる機会のない7月の阿寒の森ですが、エゾハルゼミの声が響く初夏のさわやかな阿寒の森を散策するのもまた良いものです。

ご案内させていただきましたN様、この度はありがとうございました。他にも見どころはたくさんありますので、また阿寒へ遊びに来てくださいね!

オンネトーの動画など…

数年前から四季を通してちょこちょこ撮っていたオンネトーのビデオクリップを編集し、ムービーポエムに仕立て上げてみました。ムービーポエムってなんやねん?とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、私が勝手に考えただけのモノです。これは、マイルス・デイビスがジョセフ・ザヴィヌルの名曲「in a silent way」を「トーンポエム」と表現していたことにインスパイアされたものです。ま、ただの素人動画なのですが…。

さて、このオンネトーのビデオですが、春のバージョンと秋のバージョンの二本立てとなっておりまして、これをご覧いただけばグリーンシーズンのオンネトーはかなり予習していただける運びとなっております。自然散策ガイドプランのご参考にでもしていただければ幸いです。今回はドローン映像もフューチャーされてます。

久々に雌阿寒岳登山ガイド

さて、約2カ月半もの活動休止を経て、今日は久々に雌阿寒岳のガイドプランへお客様をご案内差し上げました。ルートはマニアックな魅力が光る阿寒湖温泉ルート。天候は曇り後雨、幸いにも登山中ほとんどの時間に雨には当たらず済んだものの、山頂は予想通りガスの中…。

雌阿寒岳、阿寒湖温泉ルート
雌阿寒岳、阿寒湖温泉ルート

しかし、フィトンチッドの森の空気は私たちをいつもと変わらず優しく包み、メアカンキンバイやメアカンフスマ、コマクサ、カラフトイソツツジなどが咲き誇っておりました。久々に見る雌阿寒岳、阿寒湖温泉ルートは変わりありません。択捉島で育った叔母に北方墓参の感想を聞いた時、「自然だけは全く変わっていなかった」と言っていたのを思い出します。

雌阿寒岳、メアカンキンバイ
雌阿寒岳、メアカンキンバイ

このほどのコロナウィルス感染症の被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。また関係者各位、医療従事者の皆様には厚く御礼申し上げます。

未だ多くの山域がコロナ禍の影響を色濃く残し、閉ざされた施設等も多いのが現状ですが、少しずつにでも着実に、また登山活動が正常に行われることを願っています。

雌阿寒岳、コマクサ
雌阿寒岳、コマクサ

ここ最近の、買ってよかった!素晴らしきギアたち5選

どうもお世話になっております。ガイドの西田です。

実は、なにを隠そうわたくしは非常に新しい物好きです。登山用品や色々な道具類など、最新のとか最軽量とかいうものに目がないタイプで、むやみやたらと最新ギアを導入してみたくなってしまいます。まぁゴローの登山靴だけは例外で、これはクラシックタイプの登山靴ですが。そうして新しいギアを使って色々と実験をしてみたい性分なのですよね。まぁ、すんごい良かった!というものも有ればなんやこれ金返せ!という失敗も色々あります。

そんな新しいもの好きの私がここ最近使ってみて「これは良かった!みんなもこれ買ったほうがいいよ!」というものをお知らせしてみましょう。なんといいますか、私は性格上皆さんのよき人柱タイプの人間なので良かったら参考にしてみてください。

 

5位、ナンガオーロラライト寝袋

ナンガオーロラライト600SPDXと800DX
ナンガオーロラライト600SPDXと800DX

このナンガのオーロラライトというシリーズは、外側がオーロラテックスという防水透湿素材になっているシュラフカバーのいらないタイプの寝袋です。デナリに行くとき某好日山荘の店長さんにそそのかされて買ったものですが、これは本当に買って良かったですね。羽毛の高品質は言わずもがなで、縫製や構造も素晴らしく羽毛が抜けてくるという事はほぼありません。やはり防水透湿の外側のおかげで、長期山行でもロフト低下は起こりにくいです。厳冬期のテント泊で霜が寝袋のガワにたくさん着いてもサッと手で払えば無かった事に!ジッパースライダーが特殊な形をしていて噛みこみもしにくい点も気に入っています。尚且つシェルのかぎ裂きなども無料で面倒を見てくれる永久保証!…いやなんと素晴らしい。
私はすでにナンガの寝袋は3つ持っているにもかかわらず、更にもう一つ夏用のオーロラライト380か450を買い足して通年オーロラライト体制で行こうと思っているほどです。近ごろはUDD(ウルトラドライダウン)という超撥水ダウンのシリーズも出ているようで気になるところです

https://nanga.jp/product/sleeping-bag/aurora-light/aurora-light-450-dx-2019/

 

4位 パタゴニア ナノエアライトハイブリッドフーディ

パタゴニア ナノエアフーディとナノエアライトハイブリッドフーディ
パタゴニア ナノエアフーディとナノエアライトハイブリッドフーディ

パタゴニアのナノエアはもう定番ですね。簡単に申しますと、これは新タイプの中綿入り中間着という感じのウェアです。私はこれを今年まで体験したことがなかったのですが(なぜならとんでもなくお高いので)みんな着ているのでさぞかし良いのだろうなとは思っておりましたが…で、実際使ってみてびっくり!想像を上回る素晴らしさですね。はっきり言って現状の中間着の中では最強ではないでしょうか。今まで中間着としてフリースを着ていたところをこのナノエアで置き換えると、とても具合がよろしい!特徴としては、保温性が高いわりに透湿性が非常に高く汗抜け抜群。暖かいのに蒸れないという奇跡的な感覚!ストップアンドゴーを繰り返したり、重荷を背負った本気の登山のミドラーとして大変よくフィットします。フードのカットも良いので、よほど低温だったり強風だったりしない限り単体バラクラバの出番は無くなります。というより、フードもやっぱり透湿性が高いとすんごい快適なのです!というわけで本気の冬季登山用にはフーディタイプが絶対おすすめ。フリースの時代からなかなか華々しいブレイクスルーだと感じました。私はナノエアフーディを一着買って非常に気に入り、即座にナノエアハイブリッドフーディも買い足しました。無印ナノエアは少し保温性が高めなので日本国内の山岳環境ではナノエアライトハイブリッドの方がつぶしはきくと思います。パタゴニア製品はどんなに物が良くてもセールスが振るわなければ容赦なくディスコンになってしまうので、こういう絶対的に良い物はさっさとゲットしましょう。

https://www.patagonia.jp/ms-nano-air-light-hybrid-hoody/84415.html

 

3位 マジックマウンテン SIREX カンチェンジュンガ

マジックマウンテン SIREX カンチェンジュンガ
マジックマウンテン SIREX カンチェンジュンガ

これはオランダ産の特殊なフォームで作られているクローズドセルタイプのマットです。特徴は195センチで150グラムという超軽量性。山では195センチなど文字通り無用の長物ですので半分に切って使いますが、そうすると75グラムという信じられない軽さになってしまいます。75グラムといえば、軽量の肉抜きフォージドタイプの環付きカラビナくらいの重さですよ!なんと軽い…。保温性もまずまずでR値はおそらく1.8くらいでしょうか(自分の体感的にはアルミ蒸着の付いてないクラシックリッジレストと同じくらい…※体感には個人差がありますのでご注意ください)普通に北海道の冬山でも使えていますので、かなり有用性は高いと言えるでしょう。欠点はやや傷がつきやすいという事くらいでしょうか。リッジレストはボロボロになっても20年とか平気で使えますが、このマットはさすがにそこまではもたないと思われます。個人的にはインフレータブルタイプは、穴が開いたり、内部剥離して変な形に膨れてきたりしやすいのであまり好みではなく、最近の本気登山の際は完全にこれ一択です。

https://www.amazon.co.jp/マジックマウンテン-MAGIC-MOUNTAIN-カンチェンジュンガ-IBKJ195/dp/B017YUFCHY/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%82%AC&qid=1586259887&sr=8-1

 

2位 エッジタクティカル サングラス

エッジタクティカル オーバーロード
エッジタクティカル オーバーロード

これは端的に言いますと、めちゃくちゃ曇りにくいアンチフォグレンズのサングラスです。なんでも米軍仕様らしいのですが日本ではモデルガンとかサバイバルゲーム用品の店で売っています。北稜クラブのダニーアーノルドことW君がKURI ADVENTUREさんの動画で見知ったらしく教えていただきました。とにかくこのサングラスはホントに曇りにくいです。曇らないというのはどういうことかというと、親水性があってレンズ上で水分が水滴状にならないので視界が確保されるという仕組みらしいですね。登山中に入山から下山までずーっとかけていて曇らないのは自分が知る限りこのサングラスだけ。これをかけたままフードを被ってアウターシェルのジッパーを最上部まで上げて顔を完全に覆っても全然曇りません。つまり、強風下でも顔を完全に保護できるのです。結果としてゴーグルは不要になり、安全性にも軽量化にも寄与します。間違いなくおすすめの逸品!

試しに加湿器の湯気に当ててみますと…水の膜が出来て視界は遮られません。このため乾くのも早いです。

https://www.amazon.co.jp/【EDGE-TACTICAL】OVERLORD-Tactical-Eyewear-G-15/dp/B07LGS2MWZ/ref=sr_1_2?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AB%E3%83%AB&qid=1586259569&sr=8-2

 

1位 ヘリテイジ クロスオーバードーム2

ヘリテイジ クロスオーバードーム2
ヘリテイジ クロスオーバードーム2

これは去年の秀岳荘のセールで39000円になっているのを小一時間迷いに迷って買ったものですが、これもめちゃくちゃ良いです。とどのつまりは770グラムの超軽量シェルターなのですが、快適性は高く普通のシングルウォールテントと居住性はそんなに変わりありません。770グラムといえば、私が23年前買ったその当時の最軽量テント「石井ゴアライト1人用」1500グラムの約半分ですから時代は変わったものだなぁと思います。シェルターとはいえ2人用(210×130センチ)が1キロを割るのは自立するクロスフレームタイプでは不可能だとばかり思っていました…。仕舞寸法も2人用ツェルトと同じ位と極小です。ちなみにこのクロスオーバードーム、テントではなくシェルターですので、パネルの透湿性がやや低いです。つまりベンチレーションを全絞りに閉め切ると窒息の恐れがあるので要注意。最初これを知らずに(というか知ってて無視して)悪天候の中で閉め切っていると苦しくて死ぬかと思いました。実はこのクロスオーバードームを使う上でここが忘れてはいけないポイントで、雪や風が吹き込もうとも絶対にベンチレーションは閉め切ってはいけないのです。ベンチレーションさえ閉め切らなければ、普通より少し寒いけど快適な超軽量シェルターなのというわけです。あとの留意点は超軽量なだけにパネルやボトムが薄いということくらいでしょうか。最近はニューバージョンが出るようで、それは防水性も透湿性も軽量性もアップして、ベンチレーションは絶対に閉め切れないように煙突部分の先端がメッシュになっていました…。ヘリテイジもなかなか意欲的な商品を開発しますねぇ

https://heritage.co.jp/Gears/COD.html

というわけで、みなさんも色々試してみると面白い発見がありますよ。その際はお知らせいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

ゴローのブーティエル、リソール完了。

皆様お世話になっております。ガイドの西田です。新型肺炎コロナの影響ですっかり静まり返ってしまった北海道の体験観光業界ですが、早期収束の願いもこめつつグリーンシーズンに向けてギアの整理や修繕・準備など行っている今日この頃でございます。

山道具で最も大切なギアといえばやっぱり登山靴ですね。というわけで、今回はわたくしの夏山登山ガイドのすべての山行の相棒であるゴローのブーティエルをリソールに出してみました。そろそろ靴底のゴムがちびてきていて、若干滑りが気になっていたんですよね。ちなみに、張替えのサインは、かかと側のソールが溝より数ミリ削れると目安だそうです。

古びたソールのゴロー・ブーティエル
古びたソールのゴロー・ブーティエル

そんな私の黒と茶のブーティエルですが、茶はかれこれ11年、黒は4年ほど履いております。このよく知られたセミオーダー登山靴であるゴローブーティエル君、これだけ履いておりますと元々の足入れの良さ・フィット感も相まって、極上の履き心地でまさに登山靴のロールスロイス…もう普通の既成登山靴など履けなくなってしまいました。ま、ロールスロイスなど乗ったことはございませんが…。

リソール後のゴロー・ブーティエル
リソール後のゴロー・ブーティエル

リソールは3月末に出して一週間ほどで完了し返ってきました。料金は一足9000円(税別)、かかとの革のほつれなども治していただきました。うーん、新しいソールは気持ちが良いですね!というわけで、今シーズンもよろしくお願いいたします!

我が家の登山靴たち
我が家の登山靴たち

今シーズンのスノーシュー催行状況など

皆様お久しぶりです。ガイドの西田です。
小雪状況が続く道東ですが、寒気が入ってかなり冷え込んだなと思ったのもつかの間、ここ最近は春のように暖かくなってしまいました。

この暖気で阿寒湖にもオンネトーにも少し上水が上がっています。どうしてもスノーシューに団子雪が付くので、シリコンスプレーを塗布してみましたら、これが効果てきめんで、団子とは無縁のスノーシュー生活が送れるようになりました。寒かったり暖かかったり忙しい天気ですが、全体的に平均気温は高いようです。

それにしても新型コロナウィルスの蔓延により訪日外国人観光客はすっかり激減してしまいました。そのかわり今シーズンは国内のお客様から直前予約などで割とよくお声がけをいただいており、ありがたいばかりですが…この事態の早期収束をねがうばかりです。

 

珍しくドカ雪 in AKAN

みなさまこんにちは。お世話になっております。ガイドの西田です。
しかしなんですな。やっぱり取り返しにきましたな。ここ最近の阿寒周辺の積雪量の話ですが。

新雪の滝口付近
新雪の滝口付近

 

今年はとうとう北海道東部においてはスノーシューを履く意味が見いだせないという記録的な年になるのではないかという懸念がありましたが、1月30日の大雪によりやっと、スノーシューでの雪上歩行における快適性をご実感いただける運びとなりました。なんと遅いこと…。阿寒湖氷上フェスティバルの設営にも雪が足りずに困っていたところでしたが。
ズーっと全然降らずに低気圧とともにドカッと大量に湿った雪が降るのが最近の御定まりのパターン。私の子供時代は冬といえばちゃんとどっかり雪が降っていたものですが。

私の後ろ姿・お客様より

 

そんな重い雪の中スノーシュープランをご体験いただいた皆様、ありがとうございました!晴れた日もあれば雪の日もあるのが大自然です。思う存分に阿寒の自然をご体験いただけておりましたら幸いです。また遊びにきてくださいね!

オンネトー・スノーシュー
オンネトー・スノーシュー