皆様、こんにちは。登山ガイドの西田です。8月の後半は国外からおこしのC様と、飛び飛びの日程ではありますが、斜里岳、然別湖カヤック、トムラウシ山、幌尻岳新冠コースという壮大な計画を敢行いたしました。この期間中はなかなか天候に悩まされましたが、蓋を開けてみれば振替や日程スライド、転戦などを駆使しつつ良き登山が出来たかと思います。




白眉だったのはやはり幌尻岳ですが、この日程ではヒグマの痕跡の多かったこと多かったこと…。林道にはず〜っと転々と足跡がついておりました。見分けがつくだけでも3頭ほど。声を出しながらかなり慎重に歩いていたのが幸いだったのか、ばったり会うことはありませんでしたが、先行者は出くわしたようでした。やっぱり山中に餌が少ないせいでしょうか。足跡からも彷徨っているらしき雰囲気が感じられましたね。我々は28日にアタックしたのですが、小屋まで下りてきてから聞いた話だと先行パーティは熊と接近遭遇し、しかも付近には鹿の死体があったとか…。我々もなんとなく異変は感じたのですが、ヒグマ自体は見かけなかったのでした。アタック時に天候は晴れていたのも幸いし、熊の存在を確かめやすく、なおかつ頂上からの景色もよく遠望できましたね。
このように山中では熊に関するリスクフェーズが上がっているように感じられますので、無理のある行動、山の自然に則さない行動は控えて、皆様も安全に登山されてくださいね。C様この度はありがとうございました!また日本の山にあそびに来てくださいね!



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