2022/1/8~10 道東周遊・アイスバブル&フロストフラワー探訪プラン

皆さまこんばんは、ガイドの西田です。成人式の連休は本州からおこしのY様を2泊3日で道東周遊・アイスバブル&フロストフラワー探訪プランへご案内させていただきました。道東の冬を満喫したいというご希望でしたので今回のプランでは、

一日目:釧路湿原~鶴居村~阿寒湖温泉(軽めのトレッキング)

二日目:阿寒湖温泉~糠平湖(アイスバブル観察)~層雲峡

三日目:層雲峡(スノーシュートレッキング)~北見

という感じで移動と時間的に可能な限りにおいしいところを周ってみました。これがタイミングが大当たりで、今年は湖水の氷結が遅く、雪も少なかったためもありほぼ全て目的通りの観察ができたのでした。残念ながら糠平湖のタウシュベツ橋梁は湖の湖氷面の下で見られませんでしたが、アイスバブルが非常に綺麗でした。層雲峡では大変気温が低かったせいもあり、石狩川に咲くフロストフラワーを見ることができました。

期間中、最終日の夜から北海道では大雪が降り始めたので、色々とベストのタイミングで催行が出来ましたね。 Y様この度は3日間ものリクエストプランをありがとうございました!また気が向いたら遊びに来てくださいね。

2021知床アイスクライミングの動画 S1EP3

皆様こんばんは。ガイドの西田です。去年の2月末に行った知床アイスクライミング開拓のときの動画をようやく編集したので、Youtubeにアップしてみました。この計画では結局未踏の氷爆を三本、ヨウシペツの滝70m、タキノ川の滝50m、無名滝100mを登ることができました。まぁ、計画を企画したのもリードしたのも友人の板橋輝海氏で僕は下から茶化していただけで大したことは何もしておりませんが。

知床の綺麗でダイナミックな景観やアイスクライミングの雰囲気をお感じいただけたら幸いです。

2021/12/28 雌阿寒岳登山ガイド

こんにちは、ガイドの西田です。2021年最後にご一緒させていただいたのは、本州からおこしのN様。今回の雌阿寒岳登山の計画は野中温泉→雌阿寒岳頂上→阿寒富士→オンネトールート下山というラウンドコースだったのですが、冬のこのコースはなかなかの健脚者向け。 風の影響を強く受ける雌阿寒岳では、 少し天候が悪いだけでもハードなルートです。

雌阿寒岳頂上より
雌阿寒岳頂上より

そんな心配をよそに催行当日は最高の天気。風もほとんど無く、4合目以降ともなると遠く大雪や東大雪などがよく見えました。やはり今年は雪が極端に少ない!それでも寒さはいつもどおりで、山行中はほぼずーっとマイナス20℃前後。北海道の厳冬期はかなり手足が冷えます。かじかむくらいで済めばいいですが、凍傷一度くらいは簡単になってしまいますので細心の注意が必要です。スマホ撮影のために素手になるようなことは厳禁です。タッチ対応手袋をご利用ください。

雌阿寒岳頂上付近
雌阿寒岳頂上付近

晴天のもと、そつなく雌阿寒岳ピークを踏み阿寒富士へ。雪面へアイゼンのツァッケが小気味いい音を立てて食い込みます。ちなみに阿寒富士の登山ルートは北東面になりますのでより寒さが身に沁みます。ピークからは遠く釧路湿原や国後島までが見渡せました。そんなこんなで阿寒富士からオンネトールート経由で下山。樹林帯の登山道をお客様と北海道の山や海外遠征のお話などをしながら歩くのは楽しいひと時です。

阿寒富士
阿寒富士

オンネトーに降りて、今しがた登った雌阿寒岳と阿寒富士をバックに記念撮影。驚いたことに今年の少雪が幸いして、湖面の雪を除雪するとまだアイスバブルを観察することができました。湖面の半分以上の部分では積雪のせいで雪氷に変わっていましたが。N様また気が向いたら北海道の山へ遊びに来てくださいね!また、今年も色々大変な年でしたが、多くのお客様にご愛顧いただきまして心より感謝申し上げます。来年も皆様にとっていい年でありますことを心よりお祈りいたします。

2021/12/18~19 オンネトートレッキング&雌阿寒岳登山ガイドプラン

こんにちはガイドの西田です。先日は二日間に渡りリピーターのH様ご夫妻を、オンネトーと雌阿寒岳へご案内させていただきました。1日めのオンネトーではオンネトーの凍結湖面やアイスバブルを観察、また冬山歩行やアイゼンなどのトレーニングおよびレクチャーを行い、首尾よく翌日には雌阿寒岳の本番へとつなげることが出来ました。

雌阿寒岳登山催行当日は、なんと朝から気温はマイナス16℃。山中では終始マイナス20℃ほどと極低温下での登山となりました。冬山初心者のお二人にはかなり本格的な北海道の冬山をご体験頂いたかと思いいます。当日天気は素晴らしく、低温環境ではありましたが青空の下快適な登山を行うことが出来ました。というのも、このお二人は大変ご聡明で慎重な方々で、適切でしっかりした一分のスキもない冬山装備で挑んでくれたので、マイナス20℃でも問題なく登山が完遂出来たのでした。


極低温の冬山ではかんたんに凍傷や低体温症になってしまいます。雌阿寒岳は技術的には易しい山ですが、森林限界が低く、低温の上に強風リスクが大きい山です。低い山なのでフラッと登って危ない目に合われている方も少なくありません。他の一般登山者を見ていると、服装やギアの持ち方などいろいろな部分で自己流でおかしな事をやっている方のなんと多いことか!
今一度ご自身の山の基礎技術を精査・確認してみるためにも、ガイドをご依頼してみませんか?よろしくお願いいたします。

PayPay(ペイペイ)はじめました

皆さまこんにちは。ガイドの西田です。この度、お客様がよりここちよく当サービスをご利用いただけるように、PayPay(ペイペイ)によるキャッシュレス決済をはじめました。もっぱら私自身が最近PayPayをよく利用するようになり、これは便利だな~と思ったのがきっかけです。PayPay加盟店ではALi PayやLine PayなどもQRコードをそのまま読み込むことによってご利用いただけます。また、PayPayは各種クーポンやキャンペーンなどもたくさん行われていますので、有用にご活用いただけるかと思います。よろしくお願いいたします。

どうみん割&ほっかいどう応援クーポン

皆さまこんばんは。ガイドの西田です。12/6より当方では、どうみん割およびほっかいどう応援クーポンをご利用いただけます。道民の利用者は最大5000円の割引と2000円のクーポンが貰えちゃいますので、めちゃめちゃお得です。詳細は下記関係サイトにて。ふるってご利用くださいませ。

どうみん割
https://douminwari.jp/

ほっかいどう応援クーポン
https://hokkaido-ouen.jp/

2022年シーズン、幌尻山荘の予約スタートのお知らせ(12/15より)

皆さまこんにちは。ガイドの西田です。表題のとおり2022年シーズンの幌尻岳登山について、幌尻山荘、シャトルバス、とよぬか山荘(前・後泊拠点)のインターネット予約が2021/12/15からスタートされるとのことです。ちなみに、電話予約は2022/04/01からだそうな。

額平川ルートはもう2年も入れておりませんが来年はどうなることでしょうねぇ。今年は新冠ルートも途中から通行禁止になってしまいましたので、今後のコロナ状況が懸念されるところではありますが…。ちなみに、私の今シーズンの幌尻岳ガイディングは、チロロルートの日帰りと、通行禁止になる前に新冠ルートからの2本でした。来シーズン額平川ルートが行けるとなるといつもより本数は多くなるかもしれません。ご予約ご検討の方はお早めにご連絡ください。

幌尻岳登山関連施設の詳しくは下記サイトをご覧ください。

http://horoshiri-biratori.jp/

2021/11/29 オンネトートレッキングガイド

皆様こんにちは。ガイドの西田です。11/29に東京からお来しのM様をオンネトーのトレッキングへご案内させていただきました。現場状況などと合わせての報告です。今シーズンはつい最近までずーっとなんやかんやと出ずっぱりでしたので、自然散策のガイディングは秋以来久々でした。オンネトーも大分ぶりでしたので、そろそろ凍っているかなと思いきや今年は例年より少し遅く、まだまだほんの凍りかけという感じでした。

オンネトー湖水面の氷はまだ薄く、人が乗れるほどにはなっていません。湖の東岸や旧オンネトー茶屋あたりなど一部の岸際に薄氷が張っているという状態です。翌日の30日は阿寒湖畔でも日中気温が高めで、まだオンネトー全面結氷までは時間が少しかかるかもしれませんね。

いつもこのシーズンは写真撮影や見物客でわりと賑わうオンネトーですが、この日は平日ということもあり、ひっそりと静かなオンネトートレッキングをご満喫いただけたかと思います。M様また気が向いたら遊びに来てくださいね。

2021/09/23~26 羅臼岳、雄阿寒岳、雌阿寒岳登山ガイド

皆様こんにちは。ガイドの西田です。最近すっかり秋めいてきましたねー。そんな用この頃ですが、今回は羅臼岳と雄阿寒岳、雌阿寒岳の三座連続のプランをご案内させていただきました。

まずは23日の羅臼岳。この日はあまり天気予報がよろしくなく、レインウェアを着ながらの山行となることを覚悟していましたが、結局行動中は雨には当たらず、下山途中の最下部だけ少し降っただけで済みました。頂上は雲の上に抜けて青空が広がり、ゆっくりと休憩が出来ました。この日は悪かった天気予報のせいか登山者がかなり少なく、銀冷水あたりですぐ後ろのパーティはヒグマと遭遇していたようです。紅葉は8分といったところでしょうか。ミネカエデや、エゾヤマザクラ、ナナカマドなどが色づいていました。

さて、一日のレストを挟んで25日の雄阿寒岳は、天気予報は晴れだったものの、気圧の谷の影響で麓からなかなかの強風。そんな風にもめげず、太郎湖、次郎湖を経て雄阿寒岳特有の苔むした針葉樹林の急登を登りました。あいにく頂上はガスに巻かれて眺望はきかなかったものの、お客様には静かな阿寒の森の雰囲気を気に入っていただけたようです。

最終日は雌阿寒岳野中温泉ルートのピストン。この日はかなり天気がよく、他の登山者さんもかなり多く駐車場はほぼ満車でした。終始青空の元の登山は気持ちがよく、遠く大雪山系や日高山脈、知床連山など周囲の展望もすべて見渡せていました。しかし、雌阿寒岳の登山ルートの登山者の踏圧の影響が少し見られたのが気になりましたね。以前は登山道ではなかった部分がだんだん複線化しています。おそらくコロナ自粛の揺り戻しで割と気軽に登れる雌阿寒岳のような山に登山者が殺到し、オーバーユース問題が顕著化しているのでしょう。

T様、この度はありがとうございました。また気が向いたら北海道へ遊びにいらっしゃってくださいね。

2021/08/26~28 知床連山縦走ガイド

みなさまこんにちは、ガイドの西田です。最近は北海道の暑い暑い夏もようやく一段落してきましたね。今回は久しぶりに知床連山の縦走ガイドの時の記事をお送りしたいと思います。この山行は西遊旅行さんのツアーということで、知床羅臼の「サライ」さんに前泊をしてのスタート。期間中の天気予報はなかなかの不安定予想で、入山前より羅臼の街はザーザー降り…入山当日に羅臼から知床峠を越える際も、いやいやなかなかの雨と強風…。

そんなこんなで、カムイワッカ林道を進み知床硫黄山の登山口からのスタート。幸いなことに登山開始時にはもう雨は上がっており、気分も盛り上がっていきます。しかし山中でも不安定な天気具合は続き、登山道中でもレインウェアを脱いだり着たり。硫黄沢に入ってからはお日様も出始め、沢床は乾いていたのでF1~2も楽に突破することが出来ました。しかしやはり上部では風が強く、久々の硫黄山もガスと強風によりピークは諦め、早々と第一火口の泊地に到着。夕食までなんとか天気は持ちこたえてくたのもつかの間、夜半には強い雨と風…。

さて翌日も天気は非常に不安定で、こけし岩から先の稜線上は強風で歩けないことは明白。第一火口ですらフードロッカー側は強風を受けているという状態。おそらくこのまま進んでもテン場予定地の羅臼平まではたどり着くことは出来ないでしょう。かなり厳しい状況…。お客様との相談の上撤退することに。

撤退後は羅臼温泉~岩尾別温泉ルートで羅臼岳をワンデイ縦走。最終日は晴れてくれたので羅臼岳からは最高の景色が望めました。このルートもダイナミックで素晴らしくお客様には存分にお楽しみいただけたようです。このように山ではけして心地よい天候の日ばかりではありません。時折自然の驚異が牙をむき人間に的確な判断と試練を与えます。そんなときのために慎重なリスク管理が重要になってきます。この度のツアーでご一緒させていただいた皆様、気が向いたらまた遊びにいらっしゃってくださいね。