新着情報

2025/09/20 赤岳〜小泉岳オープンプラン 〜紅葉の大雪山〜

みなさまこんにちは。登山ガイドの西田です。表題の件、この日程では大雪山の紅葉を観察しましょうということで、赤岳から小泉岳までの登山を楽しみました。この日は晴れのち曇りといった天候で、清々しい秋の大雪山の景色を満喫できました。当初、赤岳〜緑岳の縦走を予定していたのですが、今年は高原温泉までのシャトルバスの運行が無くなってしまい、尚且つ銀泉台バスの時刻も正味一時間短縮されてしまったので、銀泉台〜赤岳〜小泉岳の往復といたしました。紅葉はというと、これがなかなかの当たりで、色づきもタイミングもバッチリでした。良い写真が撮れたのではないでしょうか。ご参加していただいた皆様、この度はありがとうございました。また気が向いたら遊びにきてくださいませ〜。

2025/09/13~16 利尻山、雨竜沼湿原、シリパ山 登山ガイド

みなさま、こんばんは。登山ガイドの西田です。この日程では当初、旭岳〜トムラウシの縦走の予定だったのですが、高根ヶ原に居座っているらしいヒグマの懸念などで予定が大きく変わり表題のような計画に相成りました。

まずは初日はフェリーにて利尻へ渡り北麓野営場へ。天候は晴れ時々曇り後嵐…低気圧の通過により夜半から大雨の予報…朝までには抜けてくれるのを期待しよう。まずは時間の事もあり、コンビニで買い出しののち野営場にて泊。利尻はこの北麓野営場をテント泊で利用する場合、全装を担いでここへ行くまでが大変なのです。さりとてタクシーはまず捕まらないので、その下の「ゆーにキャンプ場」の方がおすすめかも。夜半に全線が抜けて大雨が降りながらも、テン場は水はけが良く快適そのもの。

2日目は、朝はまだ天候が安定しておらず、少しだけ様子を見てスタートを遅らせつつ出発。歩きながら徐々に回復の兆しが見えており、しかし、服は濡れてくるくらいの霧と風あり。長官小屋で着替えたりしながらも、頂上へ着く頃にはそこそこ晴れて、島の周りが見えるようになっていました。そつなく下山しテントを撤収し、温泉に入ってフェリーに乗車。稚内で食事をし幌延まで移動し、キャンプ場にて泊。

3日目、雨竜町へ移動し、雨竜沼湿原にてトレッキング。秋の澄んだ青空が高層湿原に映えて美しい〜。木道は所々工事が入っていて数年かけて全て取り替えるそうな。結局一周して、夕方に戻ってきて南署寒荘にて泊。とても快適で綺麗な山荘でした。

4日目は、樽前山へ行きたかったものの、先日の低気圧通過の大雨で林道が通行止めになっており、余市のシリパ山が眺望が良いと南暑寒荘で同宿の方のお勧めだったので、行ってみることに。このシリパ山は確かに眺望は良かったのですが、駐車場が管理されておらず車の置き所に苦労する山でしたね。余市で食事の後小樽赤岩も見物しつつ帰路へ。という、なかなか大移動を伴う壮大な旅でございました。T様、この度はありがとうございました。また気が向いたら遊びにおこしくださいませ。

2025/09/10 西別岳〜摩周岳登山ガイド

皆様こんばんは。登山ガイドの西田です。今年は羅臼岳の事故の影響もあり、よく行った西別岳〜摩周ですが、この時の計画はプライベートプランとして西別岳を経て摩周岳まで登ってみる計画としてみました。西別岳〜摩周岳は2座の縦走でありながら、道のりは比較的にフラットであり割と易しめに楽しめる好ルートなのです。この時のお客様は登山の初心者だったこともあり、このルートをお勧めしてみました。天気にも恵まれ良き登山となりましたね。西別岳からの眺望はもとより、摩周岳の岸壁の迫力や、摩周湖の神秘的な美しさもこのルートの魅力ですね。花はミヤマキンバイ、ウツボグサ、チシマフウロ、ウメバチソウ、ミヤマアキノキリンソウ、エゾトリカブト、ヤマハハコなどがまだ咲いていました。W様、この度はありがとうございました。またいつでも北海道へ遊びに来て下さいませ!

2025/09/04~08 幌尻岳新冠コース&予備日お楽しみプラン(樽前山、登別温泉)

皆様こんにちは、登山ガイドの西田です。先日はリピーターのS様のご家族パーティと幌尻岳新冠コースと樽前山&登別温泉というお楽しみプランに行ってまいりました。期間中天候は絶好調で、6日のアタック日などは今シーズン一番天候は良かったのではないでしょうか。先の計画とは打って変わってヒグマの痕跡は少なめで、リスク感の低い微笑みの幌尻でしたね。遠望もよくきき、日高山脈はもちろん、夕張岳や芦別岳、大雪山が見えていました。秋の風と青い空が心地よかったですねぁ〜。

とまぁ幌尻岳は卒なくアッサリ登れまして、今回は、前泊のふかふか亭さんを始め、レコードの湯のかき氷、うしさんからのおくりものでのソフトクリーム、千歳ひつじでのジンギスカン、苫小牧みなと食堂でのホッキカレー&海鮮丼、そして、樽前山&樽前神社でのお参り、極めつけに登別温泉と…、登山に行ったんだか、遊びに行ったんだかよくわからないくらいにお楽しみが充実していましたね笑

いやぁ楽しゅうございましたね、S様、この度は何から何までありがとうございました!また遊びにきてくださいね!よろしくお願い致します。

2025/08/20 西別岳〜摩周第一展望台 登山ガイドツアー

みなさま、こんにちは。登山ガイドの西田です。この日程では、毎年お世話になっている代理店さんの奥ジャパンさんのツアーにて西別岳〜摩周第一展望台の登山ガイドを催行いたしました。このルートは見晴らしもよく、景色や植物も個性的であり改めてなかなかの良い名ルートだと感じます。強度的にも西別岳のみ、摩周岳までの往復、摩周第一展望台までの縦走など色々パターンを選べるのもいいですね。羅臼岳の登山ルートが通行止めという事もあり、当方では転戦先としてはこのルートはおすすめしています。なによりヒグマのリスクが少なく危険箇所もほとんどありませんので。(摩周岳の山頂は片側が崖で注意が必要)

この度は皆様、ご一緒させていただきまして幸いでした。北海道の自然を気に入っていただけていましたら幸いです。またぜひ遊びにいらっしゃってくださいね。

2025/08/18斜里岳、08/21然別湖カヤック、08/22トムラウシ、08/27~29幌尻岳新冠コース、登山ガイド

皆様、こんにちは。登山ガイドの西田です。8月の後半は国外からおこしのC様と、飛び飛びの日程ではありますが、斜里岳、然別湖カヤック、トムラウシ山、幌尻岳新冠コースという壮大な計画を敢行いたしました。この期間中はなかなか天候に悩まされましたが、蓋を開けてみれば振替や日程スライド、転戦などを駆使しつつ良き登山が出来たかと思います。

白眉だったのはやはり幌尻岳ですが、この日程ではヒグマの痕跡の多かったこと多かったこと…。林道にはず〜っと転々と足跡がついておりました。見分けがつくだけでも3頭ほど。声を出しながらかなり慎重に歩いていたのが幸いだったのか、ばったり会うことはありませんでしたが、先行者は出くわしたようでした。やっぱり山中に餌が少ないせいでしょうか。足跡からも彷徨っているらしき雰囲気が感じられましたね。我々は28日にアタックしたのですが、小屋まで下りてきてから聞いた話だと先行パーティは熊と接近遭遇し、しかも付近には鹿の死体があったとか…。我々もなんとなく異変は感じたのですが、ヒグマ自体は見かけなかったのでした。アタック時に天候は晴れていたのも幸いし、熊の存在を確かめやすく、なおかつ頂上からの景色もよく遠望できましたね。

このように山中では熊に関するリスクフェーズが上がっているように感じられますので、無理のある行動、山の自然に則さない行動は控えて、皆様も安全に登山されてくださいね。C様この度はありがとうございました!また日本の山にあそびに来てくださいね!

登山の服装や装備に関するレクチャー動画をアップしました。

皆様こんにちは。登山ガイドの西田です。主に初心者のお客様や、もう一度基本に立ち返ってガイドの話を聞きたいような勤勉なお客様に向けて、先日、登山や服装に関するレクチャー動画をYouTubeにアップいたしました。これから登山の世界を広げていきたいという初心者さん、または今一度自分の登山を振り返りたいというベテランさんに、これからの自分の装備・服装などの組み立て方の参考にしていただければ幸いです。些少ながら安全な行動のヒントにしていただければ嬉しく思います。

私は意外と動画を作るのが好きでしてね。ネタを見つけては色々な動画を作れたらなーといつも思っておりますが、なかなか時間もなくて実現出来ずにも居ます。今後も色々とアップはしていきたいと考えておりますので、よろしくお願い致します。

羅臼岳のヒグマ事故について

皆様、こんにちは。登山ガイドの西田です。2025年8月羅臼岳でヒグマの人身事故があり、痛ましくも一名の方が亡くなってしまいました。この事例は知床に関わる多くの関係者にとってショッキングな出来事であり、しかし想定し恐れていた事が現実となってしまったという印象もまた正直なところです。
羅臼岳や知床硫黄山、知床五湖、羅臼湖、カムイワッカ湯の滝など、他に類を見ないほどのヒグマ密生地・知床の多くの景勝地において、これまで重大なヒグマの人身事故が起きていなかったのは、ひとえに知床財団や、ガイドなどの関係者の尽力の賜物であったと思います。知床五湖のレクチャーの内容を見聞きしていてもそれは明らかで、ガイド登山やトレッキングでは体系的にしっかりしたリスク管理があるからこそヒグマ事故は起こっていないのです。
しかし、こと一般の登山者においては、本来ヒグマ個体の増加に従い厳正化・精緻化していかなくてはならないリスク管理が伴っておらず、無自覚的にも山中でのリスクフェーズを上げていってしまっているのというのが現状です。それは、山レコやヤマップで上がっているような行動や計画の内容を見たりするにしても感じます。(無理な計画・スピードハイクみたいな日帰りなどの計画が多い。)または例えば、よくあるでしょう?インスタのヒグマの動画。あれもですね、SNSにアップするため車を停めてヒグマに近づき動画を撮影するという何気ない行為がヒグマに人馴れを促し第三者へのヒグマ遭遇リスクを上昇させてしまうのです。また、これまたよくいますが、ザックのサイドポケットにペットボトル挟んでいる人。あれもペットボトルなど挟んでいるだけで未対処では山中で逸失しやすく、それこそガイド中に私は年間何本も拾って処理しています。これは、甘い飲料であればヒグマの誘因リスクにおいてかなり危険な状況を招いてしまいます。こんなの考えれば当たり前じゃないですか。トムラウシ南沼や白雲岳、羅臼平などの分岐でも、ザックデポしてる登山者の多かった多かったこと。こういった想像力を欠いた人間の危険行為は無自覚的にであっても悲惨な事故の要因となるのです。

私は残念ながら、羅臼岳や知床、幌尻岳、大雪山、などのヒグマ個体の多い山域では事故の危険性はそこそこ上がっていると考えています。多分次は日高?ってところでしょうか…。
以上のことにより当方では利用案内において「ヒグマ対策について」という項目を追加いたしました。よろしくお願いいたします。

2025/08/02~06 幌尻岳&お楽しみプラン 登山ガイド

8月入って二発目は、いつものリピーター様のお二人H様ご夫妻と幌尻岳に行ってまいりました。期間中は曇り位の微妙な天気予報で、特に3日目から天候が崩れるような予報だったので、今回は一泊二日の行程にて下山し、ライトトレッキングに充てたり、カヤックでもして遊びますかということに。もともと二日目も戸蔦別岳のラウンドを予定していたのですが、それをやめにして速攻をかけてそのまま下山してしまうという行程に組み替えました。

8月2日はまず千歳空港へお迎えに上がり、そこから苫小牧のモンベルに立ち寄り、私は食料品とかねてより試してみたかった高級エアーマットを購入。昼食は、苫小牧の港市場にて海鮮丼やホッキカレーを食す。そのまま豊糠山荘へ。豊糠山荘は学校跡の施設で、内部が広々として割合に空いており、荷物を広げて整理したりできるので便利ですね。しかも夕食のジンギスカンも美味しいのです。ただし、寝る部屋のコンセントが少ない(一部屋に一箇所)のが玉に瑕ですが笑

8月3日はシャトルバスの2便(8時発)で出発。アブの多い林道をひたすらに歩き、渡渉をしつつ幌尻山荘を目指します。額平川の渡渉箇所は、いつもより水深が深いように感じました。13時過ぎに小屋に到着。ゆっくり休んだり、荷物を翌日のアタック装備に切り替えたりしつつ、額平ルート名物の沢で行水を楽しんだりしていました。コレが気持ちいいんですわ。17時に夕食。今回のディナーは鹿肉のカレー。ま、カレーはインデアンのレトルトですが。ただしこれは普通に美味かったです。私は意気揚々と買ったばかりのエアマットで寝てみましたが、やっぱりエアーマットはぶにゅぶにゅしてどうも寝付けない。ただし、ノイズキャンセリングイヤホンはコレはもう絶対にないと私はここでは寝れないと思います笑

8月4日は3時おき4時過ぎ発。命の泉が5:40、ピーク着7:30、幌尻の肩8:10、小屋に戻って準備して出発したのが12:00、バス定着が16:00というタイムスケジュールでしたね。天気予報よりは終始いい方に外れており、それが幸いし気持ちのいい山となりましたね。この山では、この逆パターンが非常に怖いのですが。後泊も豊糠山荘に泊まって、翌日は天気が悪い予報だったので、富良野や美瑛を観光しつつ南富良野の金山湖でカヤックとキャンプ。ここでの上富良野豚さがりのバーベキューが一品でしたね。8月5日はのんびり朝起きて、千歳へ移動。樽前山にちょこっとトレッキングをして支笏湖でカヤックを楽しんだりしました。

H様この度はありがとうございました。今年もいい山となりましたね!またよろしくお願いします〜。

2025/07/31~08/01 ニペソツ山&石狩岳登山ガイド

こんにちは。登山ガイドの西田です。先月末と、8月1日は石狩岳とニペソツ山に行ってまいりました。この山々は日本200名山として人気の山域ですね。お客様は糠平ユースを拠点として、天候もよく守備良く2座とも登ることが出来ました。ニペソツではナキウサギも何度も見られましたね。F様この度はありがとうございました〜。

この2座について、ニペソツ山は12時間オーバーのロングルート、石狩岳は林道が長く閉じ込められる懸念のあるタイプの山、ということでどちらも一癖ある山です。最近では日本百名山完登者が次なる挑戦ということで、そのままスライドして200名山に挑戦して来られるのですが、北海道の200名山は百名山と比べると数段レベルが高くなります。ガイド登山で来られる方はリスク管理が出来ているからこそ単独で来ないような慎重さをお持ちなのですが、一般の、特に単独の高齢の方などは見てて不安ですね…。石狩岳シュナイダー尾根は墜落するとただでは済まない箇所も少なくありませんのでご注意ください。