2026/04/14~15 景色最高!美味しいもの最高!余市岳登山ガイド

皆様こんにちは。登山ガイドの西田です。表題の日程では余市岳へリピーターのT様と登ってまいりました。実はT様とは昨年の春にも同じように余市岳へ挑戦し、強風とガスで敗退しております。今回は慎重に日程を見定めて、予備日まで設定していただいて執念で登って参りました。

まずは小樽で前泊としてグランドパーク小樽へ。ここは、いわゆる小樽築港の駅ビルに接続するホテルなのですが、眺めも立地も部屋も食事も便利も良くてさいこうじゃないっすか。小樽観光の際はおすすめの宿ですね。お酒の好きなT様と歓談しつつ飲みつついつものことながら楽しい夜は更けました笑

そして翌日はちゃんと真面目に起きて札幌国際スキー場へ。少し心配でしたが、まだ雪はたっぷり残っておりました。快晴で風はいくらかあるかなといった天候。ゴンドラの頂上駅から、朝里岳を経て余市岳へ。だだっ広くて気持ちのいい尾根ルートですが、天気が悪い日には大変注意を要する山ですね。頂上直下の急登では練習も兼ねて、スノーシューはデポって、アイゼン&ピッケルで登高しました。頂上からは、羊蹄山はもちろん、尻別岳やニセコアンヌプリが見えていました。

翌日は、予備日として札幌国際スキー場でスキーを楽しみました。国際スキー場の頂上駅にはカフェがあるのですが、ここのメニューは大変素晴らしいですね。コーヒーもソフトクリームもとっても本格的なもので、スキー場のフードメニューとは思えないほど凝ったものです。しかも眺望もとっても良く、暑寒別岳や夕張岳、芦別岳、遠くに薄っすらと利尻も見えていました!そんなこんなで、T様またしても大変お世話になりました。ぜひまた遊びにいらっしゃてくださいませ。よろしくお願いします!

2026/03/23~25 デナリトレーニングin旭岳山麓

皆様こんにちは登山ガイドの西田です。この日程では、前回幌尻岳のワンデイをお供させていただいたM様のリクエストで、デナリ挑戦のプレとしてソリを使ってのトレーニング山行をシミュレートさせていただきました。このM様はマカルー登頂の後、エベレストやアコンカグア、などにも挑戦されている強者のお客様です。

23日は帯広空港へお迎えに上がって白銀荘へ、この宿は自炊の宿なので、タラのホイル蒸し、豚サガリの炒め物などを作って食べつつ飲みつつ、いろいろなお話を伺いながら翌日からの打ち合わせ。当初の予定は十勝連邦山麓をソリを引きつつ様子を見ながらオプタテシケ方面への林道を往復してみる計画でしたが、下見してみると残念ながら雪が除雪されておりソリが引いていけない状況。白金温泉からは雪がついていましたが、雪面温度が高いためなかなか大変そう。そこで、代替案として考えてもいた旭岳温泉方面へ転戦することに。

翌朝は早めに起きて旭岳山麓へ移動。ここからスノーシューを履いてソリを引きながらしかも全装を意識して重めのザックを背負い登行して行きます。イメージしていた通り旭岳山麓から姿見までの登路(というかスキー場ですが…)は非常にデナリっぽい…笑。所々の平坦地やたまに出てくる登りもまた雰囲気出てます。ソリを引いていく行動には独特のコツが有るのですよね。そして姿見まで上がったら休憩をして、今度はソリを引いての下降へ。ソリが自重で下ってしまうのをコントロールしながらの行動になるので、これが大変なんです。なんだかんだでM様は最後は膝の痛みに耐えつつも、15キロほどの歩荷と20キロほどをソリで引っ張って姿見までと下りを頑張りました。翌日はM様の膝の様子を見つつ、スノーシューで凌雲閣から安政火口付近へ。この日も大変晴れやかな空で、カミホロ正面壁がすっきりと見えていました。

M様この度もありがとうございました。また気が向いたら北海道へ遊びに来てくださいませ。

2026/02/21~23 芦別岳冬尾根登山

皆様こんにちは登山ガイドの西田です。該当の日程では、いつも来てくれるリピーターのH様と芦別岳の冬尾根にトライしました。芦別岳を積雪期に登るのはいつ以来だろうかと懐かしい思いがしましたが…本谷や一稜などを登ったのも随分と前ですからねぇ。という事もあり、地図を見ながら思い出し思い出し樹林の冬尾根を登って来ました。このH様ご夫妻は今となっては相当に強者の域で、地図読みやルートファインディングはもはや完璧で非常に頼もしいのです。素晴らしい!

初日は、スノーシューで全装を担いで半面山まで。冬尾根にはBCスキーヤーたちのトレースが付いており、晴れた天候もあいまって気持ちのいい樹林の尾根歩きを楽しめましたが、テントを設営するころにはなかなかの風が吹いており、スノーブロックを手厚く積んでおいたから良かったものの、夜半には相当に吹き荒れてしまいました。ラジオでは、季節外れの早すぎる春一番が吹いているのだとか。朝方に少し風が弱まったのをいいことに、大事をとって早めに下山することに。(芦別のバス停の屋根が吹き飛ばされた日)今回は残念でしたが、積雪季の山はこういう事もありますね。

下山後は富良野で、江花コーヒーや、中野コーヒーなどを探訪、多田精肉店で豚サガリを購入しつつ剣小屋に泊まって宴会となりました笑
H様、この度もありがとうございました。また夏のプランもよろしくお願いします!

2026/01/09~12 白雲山冬山入門、アイスバブル、ジュエリーアイス、バードウォッチングの旅

皆様こんにちは。登山ガイドの西田です。1月のはじめに然別の白雲山での冬山入門と、ジュエリーアイス、アイスバブル、バードウォッチングなどの周遊を合わせて、4日間のリクエストプランとして催行いたしました。おこしいただいたのは、昨年も登山で来ていただいたI様、写真の腕はプロ並で、大きなカメラとレンズを携えて来てくれました。

初日は移動&糠平湖にてアイスバブルを撮影、二日目は白雲山での冬山入門として、基本的な冬山での行動、滑落制動、装備、アイゼンやピッケル、ビーコンなどの使用方などなど、実際に白雲山を登りながら実践してみました。白雲山は十勝平野にあるため天候が安定しており、冬山訓練にはちょうどいい山です。所要時間は長く有りませんが、入ればまともに冬山なので、しっかりした行動が必要になります。冬山入門にはおすすめの山ですね。

3日目はジュエリーアイスを観察しに豊頃へ。あいにくジュエリーアイスは河口に少しあるだけで、往年のような浜にズラッとあるような圧巻の風景では有りませんが、それこそ腕の見せどころ笑、風の強い中果敢に撮影に挑戦してみました。そして阿寒湖移動してアイスバブルを撮影。少し雪が降ってしまった湖面でしたが、しっかりとしたアイスバブルが観察できました。4日目は根室のオオワシやオジロワシ、霧多布のラッコなどを撮影しに訪れてみました。

天候的な制約もあり大移動となった今回の旅でしたが、北海道の冬を見ていただけて良かったです。I様また遊びに来てくださいませ!

2026年シーズン 今シーズンの冬のアクティビティのベストタイミング情報

みなさまこんにちは。ガイドの西田です。早いもので年も明けてから早一ヶ月に迫ろうという今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?まぁ〜、今年もやはり暖冬傾向で冬ならではのアクティビティの適時が遅いようですね。


当方では年末年始はオンネトーのスノーシューや、阿寒湖でのトレッキング、摩周周遊&トレッキング、糠平湖〜層雲峡など、白雲山登山、然別湖冬のナキウサギ探訪などなど、豊頃ジュエリーアイス、トレッキングやリクエストプランのご案内が多かったです。そんなこんなですが、来年度のご参考までに下記のように今シーズンの各地の冬のアクティビティのタイミング情報を備忘録的にお知らせいたします。


オンネトー結氷&アイスバブル 12月2〜3日あたり
阿寒湖結氷、アイスバブル&フロストフラワー 1月5日〜6日あたり、
糠平湖結氷&アイスバブル 1月7日〜
豊頃ジュエリーアイス 1月17日〜 あんまり見られていない模様
阿寒湖ワカサギ釣りスタート 1月19日(なんと遅い!)


とまぁ、例年よりもさらに全てが全体的に遅くなっているようですね。特にジュエリーアイスは難しくなりつつある気がいたしますが、さてどんなものでしょう。今後はさらに気温も低くなり、流氷が来たり、阿寒湖氷上のアクティビティも期待できる時節ですから、お楽しみはこれからですね。そんなこんなですが皆様今年もよろしくお願いします〜。

強風に阻まれた余市岳、~朝里岳で敗退~

皆様、こんにちは。登山ガイドの西田です。先日は本州からおこしのリピーターのT様と札幌国際スキー場よりアプローチして、余市岳へ…登ろうとしましたが敗退して朝里岳で帰ってきました。この日は天候は曇り、ながらも札幌国際スキー場へ着いてみると青空もチラホラと見えていました。しかし、場内アナウンスで強風のためゴンドラ運行が早めに終了するかもしれない旨が流れてきました。上空を見ると、たしかに雲の流れは早そう。ウィンディの風力は5m…。しかし、スキー場内はそれほどでもありません。気温もプラス気温で暖かく、これなら様子を見つつなんとか行動は出来そうかな…と考えておりました。

とりあえずスカイキャビン(一番上まで行くゴンドラ)に乗って…今回はスノーシューでの登高なので、ストックなどと一緒に抱えてスキー場の最上部に降り立ちました。上部でも雪は少ないですね。しかも気温が高く重い雪でした。このとき風は既にややあるな、風裏でスノーシューを履いたり用意をしたいなという感じでした。準備をしてスキー場の裏を登高していきます。この距離でも雪煙で朝里岳は見通せません。昨日いくらか雪が降ったようなので、ラッセルは少し有りましたが、既に先行者がいるようでトレースが着いておりました。しばらく樹林帯を進んでいくと、スノーモービルが登って、少し脇の疎林の中で上部の様子を伺っていました。風の強さから進むのか迷っているようでした。尾根に上る前の樹林帯で3~4mほどの風。これなら行けるかなぁという感じ。さらにトレースを拾いつつ進んで、尾根に上がると風が更に強くなってきました。尾根上で4~5mといったところ。気温がそれほど高くないといっても、顔の一方が強く風に当たり続けていくと凍傷の危険があります。時折顔を休めつつも少しづつ朝里岳に向かって登高していきます。

ようやく朝里岳の頂上付近に近づいてみるも、風と完全ホワイトアウトで全く行動不可といった様子。別パーティも下山してきてしまいました。風の強さもさることながら、視界不良で上下左右全く判断がつかなくなってきました。残念ながらここで撤退決定。此処から先の、通称「飛行場」といわれるだだっ広い雪原を突破するには視界が悪すぎます。そんなこんなで引き返し、樹林の風を避けられる場所で、ビーコン捜索の訓練などをしつつ、山頂カフェで3時間ほどもT様とおしゃべりをしつつコーヒーをいただきました。帰路は手稲の弟子屈ラーメンに寄って、また更に山のネタで話し込んでやっと帰りました笑
T様、今回は天気残念でしたが、これに懲りずにまた遊びに来てくださいませ。よろしくお願いいたします!

余市岳はアプローチもよく冬の間多く登られていますが、事故も多い山で、天候が悪い時の道迷い、雪崩、雪庇の踏み抜きなど、リスクは色々とある山ですので、ご注意ください。

冬のオダッシュ山と南ペトウトル山、登山ガイド

皆様こんばんは。登山ガイドの西田です。先日はリピーターのU様と、新得にある日高前衛の山「オダッシュ山」と、然別の「南ペトウトル山」に登ってまいりました。催行当日は両座とも天気が良く素晴らしい登山日和でしたね。ただしこのところの北海道としてはやや気温が低く、前日までに降った雪によりヒザ下ほどのラッセルを強いられはしましたが。U様もだいぶスノーシューに慣れてこられ、また新調されたアゾロの冬登山靴も好調なようで、そつなくピークを踏めましたね。このオダッシュ山(1097m)と南ペトウトル山は(1345m)、前衛の山ながらも途中の斜面は部分的にはなかなか急であり、今回残念ながらアイゼンの出番は無かったですが、スノーシューや冬山歩行の良い訓練になりました。頂上からは北日高や東大雪の山々が見え、しっかりと山の雰囲気を味わうことができます。どちらの山もそれほど危険箇所はありませんが冬はしっかりとしたセルフナビゲーションの技術や装備は必要です。冬山入門にはとってもおすすめの山ですね~。下山後はカフェ無番地でフレンチトーストを賞味。これがまた素晴らしく美味なんです!

U様この度もありがとうございました。またよろしくお願いいたします。

冬の北海道:屈斜路湖と摩周エリアのトレッキング

皆様こんにちは。ガイドの西田です。先日は屈斜路湖と摩周エリア、鶴居などを周遊しながらトレッキングコースを巡ってみました。キタキツネやオオハクチョウ、エゾフクロウなどなど、途中途中写真を撮ったりしながら、のんびりと冬の北海道をご体験いただきました。和琴半島ではシマエナガも居たのですが、なかなかどうして動きが素早く写真に捉えることまではできませんでした。薄暮の時間に摩周湖へ移動。スノーシューで外輪を歩きつつ、夕景を見たりしました。全体的になかなか素敵な満喫プランとなったかと思います。S様この度は、ありがとうございました。また気が向いたら遊びにいらっしゃってくださいね!

2024/03/28 鶴居~摩周湖トレッキング~屈斜路

みなさま、こんにちは。ガイドの西田です。先日は京都からお越しのK様ご家族とともに、鶴居村~摩周湖スノーシュー、屈斜路とめぐりつつタンチョウを見たり、トレッキングをしつつ、硫黄山、屈斜路湖と巡ってまいりました。いやぁ、どこをとっても晴れた日のここらへんは気持ちがいいですよ。

鶴居ではエゾフクロウを観察しに行ったのですが、あいにくフクロウくんはお留守。しかし!その途中で、かなりたくさんのタンチョウを観察でき…ただけではなく、カナダヅルも観察出来ました。僕はカナダヅル君を直接見たのは初めてです。結構遠目だったので、なんかグレーっぽいのが居るなぁタンチョウの子供かぁなどと考えていたのですが、家に帰って望遠で撮った写真をよ~く見てみると、タンチョウのように頭ではなく顔が赤いので、あ!これは違う種だと気づきました。サンクチュアリなんかにマナヅルなども居るようで、なかなか鳥も面白いですよねぇ。

そして、鶴居から摩周湖に移動しておそらく今季最後のスノーシュートレッキングをしてみました。摩周の外輪は風が少々ありましたが、よく晴れて展望もよく素敵な風景が望めました。遠く湿原や太平洋、斜里岳、雌阿寒雄阿寒の山並みなどなど。摩周外輪のダケカンバのアーチの道はハリー・ポッター的ですよねぇ。

で、そこから硫黄山を見たり、屈斜路湖の砂湯の白鳥なども見たりしていたのですが、砂湯の沖の方にまだ御神渡がありました。今年は3月に入ってもかなり寒かったですから盛り上がったのでしょうね。カナダヅルも御神渡りも250mmの望遠(フルサイズ換算375mm)で撮ったものですが、やっぱり自然散策時は望遠レンズは必要ですねぇ。そんなこんなで、阿寒摩周国立公園を漫喫した旅となったのでした。K様今回はありがとうございました。

2024/03/08 白雲山登山ガイド

皆さまこんばんは。登山ガイドの西田です。今回は十勝平野や然別湖畔から悠然と望まれる白雲山へ登ってきました。お客様は、毎年お越し頂いているU様。この方は北海道の旅がお好きで何度も何度も足を運んでくれているマニアでして、オススメの場所や食べ物など、むしろ教えていただくことも多いようなお客様です。今回は然別の風水で集合の後、ヌプカの里登山口から日当たりの良い斜面をスノーシューハイキングで登行してみることにしました。(然別湖畔側の登山道は駐車場が離れていて、トンネルを通って結構歩かなくては到達できないので不便なのですよね。)

さて、牧草地の脇の登山口を9:20スタート。ここからすでに展望はなかなか良いのですがね。まもなく気持ちの良いダケカンバの樹林帯に入り、トラバース気味にドンドン進んでいきます。気温はそれなりに低いものの、天気がよく暖かい日差しが心地よいどころか暑くすら感じジャケットなどを脱ぎつつ調整します。のんびりとスノーシューをきしませながら登ること小一時間。「白雲山登山口~白雲山」という看板のある場所で登山道は沢筋から離れ、なかなか急峻な山腹斜面を駆け上って行きます。この山はユキウサギの足跡がとても多いですね。

標高が徐々に上がり針葉樹の混成を増しながら段々と空が近づいてくると、30分ほどで岩石山分岐に突き当たります。十勝平野や東ヌプカウシヌプリが綺麗ですねぇ。ここからさらに尾根筋を軽アイゼンに履き替えたりもしながら、一時間も進むと岩混じりの白雲山のピークです。頂上からは遠く然別湖はもちろん、ウペペサンケ山や南ペトウトル、日高山脈なども望まれました。視界が良くてとても気持ちのいいピークでしたね。

下山も足元に注意しながら、十勝平野を眼下に見ながら下っていきます。今度U様とお会いするのはパキスタン遠征の後だな…土産話をするのがまた楽しみだな、などと考えながら2時間ほどで登山口に戻ってきました。白雲山は十勝という場所柄、天候が安定していることが多く、短時間で登降できる近くて良い山。ですが、しっかりスノーシューワークや場合によってはアイゼンワークも要求される山です。晴れた日は展望もよく、初心者向けの冬山としてオススメの山です。

U様、今回もありがとうございました。またよろしくお願いします!