2026年シーズン 今シーズンの冬のアクティビティのベストタイミング情報

みなさまこんにちは。ガイドの西田です。早いもので年も明けてから早一ヶ月に迫ろうという今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?まぁ〜、今年もやはり暖冬傾向で冬ならではのアクティビティの適時が遅いようですね。


当方では年末年始はオンネトーのスノーシューや、阿寒湖でのトレッキング、摩周周遊&トレッキング、糠平湖〜層雲峡など、白雲山登山、然別湖冬のナキウサギ探訪などなど、豊頃ジュエリーアイス、トレッキングやリクエストプランのご案内が多かったです。そんなこんなですが、来年度のご参考までに下記のように今シーズンの各地の冬のアクティビティのタイミング情報を備忘録的にお知らせいたします。


オンネトー結氷&アイスバブル 12月2〜3日あたり
阿寒湖結氷、アイスバブル&フロストフラワー 1月5日〜6日あたり、
糠平湖結氷&アイスバブル 1月7日〜
豊頃ジュエリーアイス 1月17日〜 あんまり見られていない模様
阿寒湖ワカサギ釣りスタート 1月19日(なんと遅い!)


とまぁ、例年よりもさらに全てが全体的に遅くなっているようですね。特にジュエリーアイスは難しくなりつつある気がいたしますが、さてどんなものでしょう。今後はさらに気温も低くなり、流氷が来たり、阿寒湖氷上のアクティビティも期待できる時節ですから、お楽しみはこれからですね。そんなこんなですが皆様今年もよろしくお願いします〜。

強風に阻まれた余市岳、~朝里岳で敗退~

皆様、こんにちは。登山ガイドの西田です。先日は本州からおこしのリピーターのT様と札幌国際スキー場よりアプローチして、余市岳へ…登ろうとしましたが敗退して朝里岳で帰ってきました。この日は天候は曇り、ながらも札幌国際スキー場へ着いてみると青空もチラホラと見えていました。しかし、場内アナウンスで強風のためゴンドラ運行が早めに終了するかもしれない旨が流れてきました。上空を見ると、たしかに雲の流れは早そう。ウィンディの風力は5m…。しかし、スキー場内はそれほどでもありません。気温もプラス気温で暖かく、これなら様子を見つつなんとか行動は出来そうかな…と考えておりました。

とりあえずスカイキャビン(一番上まで行くゴンドラ)に乗って…今回はスノーシューでの登高なので、ストックなどと一緒に抱えてスキー場の最上部に降り立ちました。上部でも雪は少ないですね。しかも気温が高く重い雪でした。このとき風は既にややあるな、風裏でスノーシューを履いたり用意をしたいなという感じでした。準備をしてスキー場の裏を登高していきます。この距離でも雪煙で朝里岳は見通せません。昨日いくらか雪が降ったようなので、ラッセルは少し有りましたが、既に先行者がいるようでトレースが着いておりました。しばらく樹林帯を進んでいくと、スノーモービルが登って、少し脇の疎林の中で上部の様子を伺っていました。風の強さから進むのか迷っているようでした。尾根に上る前の樹林帯で3~4mほどの風。これなら行けるかなぁという感じ。さらにトレースを拾いつつ進んで、尾根に上がると風が更に強くなってきました。尾根上で4~5mといったところ。気温がそれほど高くないといっても、顔の一方が強く風に当たり続けていくと凍傷の危険があります。時折顔を休めつつも少しづつ朝里岳に向かって登高していきます。

ようやく朝里岳の頂上付近に近づいてみるも、風と完全ホワイトアウトで全く行動不可といった様子。別パーティも下山してきてしまいました。風の強さもさることながら、視界不良で上下左右全く判断がつかなくなってきました。残念ながらここで撤退決定。此処から先の、通称「飛行場」といわれるだだっ広い雪原を突破するには視界が悪すぎます。そんなこんなで引き返し、樹林の風を避けられる場所で、ビーコン捜索の訓練などをしつつ、山頂カフェで3時間ほどもT様とおしゃべりをしつつコーヒーをいただきました。帰路は手稲の弟子屈ラーメンに寄って、また更に山のネタで話し込んでやっと帰りました笑
T様、今回は天気残念でしたが、これに懲りずにまた遊びに来てくださいませ。よろしくお願いいたします!

余市岳はアプローチもよく冬の間多く登られていますが、事故も多い山で、天候が悪い時の道迷い、雪崩、雪庇の踏み抜きなど、リスクは色々とある山ですので、ご注意ください。

冬のオダッシュ山と南ペトウトル山、登山ガイド

皆様こんばんは。登山ガイドの西田です。先日はリピーターのU様と、新得にある日高前衛の山「オダッシュ山」と、然別の「南ペトウトル山」に登ってまいりました。催行当日は両座とも天気が良く素晴らしい登山日和でしたね。ただしこのところの北海道としてはやや気温が低く、前日までに降った雪によりヒザ下ほどのラッセルを強いられはしましたが。U様もだいぶスノーシューに慣れてこられ、また新調されたアゾロの冬登山靴も好調なようで、そつなくピークを踏めましたね。このオダッシュ山(1097m)と南ペトウトル山は(1345m)、前衛の山ながらも途中の斜面は部分的にはなかなか急であり、今回残念ながらアイゼンの出番は無かったですが、スノーシューや冬山歩行の良い訓練になりました。頂上からは北日高や東大雪の山々が見え、しっかりと山の雰囲気を味わうことができます。どちらの山もそれほど危険箇所はありませんが冬はしっかりとしたセルフナビゲーションの技術や装備は必要です。冬山入門にはとってもおすすめの山ですね~。下山後はカフェ無番地でフレンチトーストを賞味。これがまた素晴らしく美味なんです!

U様この度もありがとうございました。またよろしくお願いいたします。

冬の北海道:屈斜路湖と摩周エリアのトレッキング

皆様こんにちは。ガイドの西田です。先日は屈斜路湖と摩周エリア、鶴居などを周遊しながらトレッキングコースを巡ってみました。キタキツネやオオハクチョウ、エゾフクロウなどなど、途中途中写真を撮ったりしながら、のんびりと冬の北海道をご体験いただきました。和琴半島ではシマエナガも居たのですが、なかなかどうして動きが素早く写真に捉えることまではできませんでした。薄暮の時間に摩周湖へ移動。スノーシューで外輪を歩きつつ、夕景を見たりしました。全体的になかなか素敵な満喫プランとなったかと思います。S様この度は、ありがとうございました。また気が向いたら遊びにいらっしゃってくださいね!

2024/03/28 鶴居~摩周湖トレッキング~屈斜路

みなさま、こんにちは。ガイドの西田です。先日は京都からお越しのK様ご家族とともに、鶴居村~摩周湖スノーシュー、屈斜路とめぐりつつタンチョウを見たり、トレッキングをしつつ、硫黄山、屈斜路湖と巡ってまいりました。いやぁ、どこをとっても晴れた日のここらへんは気持ちがいいですよ。

鶴居ではエゾフクロウを観察しに行ったのですが、あいにくフクロウくんはお留守。しかし!その途中で、かなりたくさんのタンチョウを観察でき…ただけではなく、カナダヅルも観察出来ました。僕はカナダヅル君を直接見たのは初めてです。結構遠目だったので、なんかグレーっぽいのが居るなぁタンチョウの子供かぁなどと考えていたのですが、家に帰って望遠で撮った写真をよ~く見てみると、タンチョウのように頭ではなく顔が赤いので、あ!これは違う種だと気づきました。サンクチュアリなんかにマナヅルなども居るようで、なかなか鳥も面白いですよねぇ。

そして、鶴居から摩周湖に移動しておそらく今季最後のスノーシュートレッキングをしてみました。摩周の外輪は風が少々ありましたが、よく晴れて展望もよく素敵な風景が望めました。遠く湿原や太平洋、斜里岳、雌阿寒雄阿寒の山並みなどなど。摩周外輪のダケカンバのアーチの道はハリー・ポッター的ですよねぇ。

で、そこから硫黄山を見たり、屈斜路湖の砂湯の白鳥なども見たりしていたのですが、砂湯の沖の方にまだ御神渡がありました。今年は3月に入ってもかなり寒かったですから盛り上がったのでしょうね。カナダヅルも御神渡りも250mmの望遠(フルサイズ換算375mm)で撮ったものですが、やっぱり自然散策時は望遠レンズは必要ですねぇ。そんなこんなで、阿寒摩周国立公園を漫喫した旅となったのでした。K様今回はありがとうございました。

2024/03/08 白雲山登山ガイド

皆さまこんばんは。登山ガイドの西田です。今回は十勝平野や然別湖畔から悠然と望まれる白雲山へ登ってきました。お客様は、毎年お越し頂いているU様。この方は北海道の旅がお好きで何度も何度も足を運んでくれているマニアでして、オススメの場所や食べ物など、むしろ教えていただくことも多いようなお客様です。今回は然別の風水で集合の後、ヌプカの里登山口から日当たりの良い斜面をスノーシューハイキングで登行してみることにしました。(然別湖畔側の登山道は駐車場が離れていて、トンネルを通って結構歩かなくては到達できないので不便なのですよね。)

さて、牧草地の脇の登山口を9:20スタート。ここからすでに展望はなかなか良いのですがね。まもなく気持ちの良いダケカンバの樹林帯に入り、トラバース気味にドンドン進んでいきます。気温はそれなりに低いものの、天気がよく暖かい日差しが心地よいどころか暑くすら感じジャケットなどを脱ぎつつ調整します。のんびりとスノーシューをきしませながら登ること小一時間。「白雲山登山口~白雲山」という看板のある場所で登山道は沢筋から離れ、なかなか急峻な山腹斜面を駆け上って行きます。この山はユキウサギの足跡がとても多いですね。

標高が徐々に上がり針葉樹の混成を増しながら段々と空が近づいてくると、30分ほどで岩石山分岐に突き当たります。十勝平野や東ヌプカウシヌプリが綺麗ですねぇ。ここからさらに尾根筋を軽アイゼンに履き替えたりもしながら、一時間も進むと岩混じりの白雲山のピークです。頂上からは遠く然別湖はもちろん、ウペペサンケ山や南ペトウトル、日高山脈なども望まれました。視界が良くてとても気持ちのいいピークでしたね。

下山も足元に注意しながら、十勝平野を眼下に見ながら下っていきます。今度U様とお会いするのはパキスタン遠征の後だな…土産話をするのがまた楽しみだな、などと考えながら2時間ほどで登山口に戻ってきました。白雲山は十勝という場所柄、天候が安定していることが多く、短時間で登降できる近くて良い山。ですが、しっかりスノーシューワークや場合によってはアイゼンワークも要求される山です。晴れた日は展望もよく、初心者向けの冬山としてオススメの山です。

U様、今回もありがとうございました。またよろしくお願いします!

今シーズンのスノーシュー催行状況など

皆様お久しぶりです。ガイドの西田です。
小雪状況が続く道東ですが、寒気が入ってかなり冷え込んだなと思ったのもつかの間、ここ最近は春のように暖かくなってしまいました。

この暖気で阿寒湖にもオンネトーにも少し上水が上がっています。どうしてもスノーシューに団子雪が付くので、シリコンスプレーを塗布してみましたら、これが効果てきめんで、団子とは無縁のスノーシュー生活が送れるようになりました。寒かったり暖かかったり忙しい天気ですが、全体的に平均気温は高いようです。

それにしても新型コロナウィルスの蔓延により訪日外国人観光客はすっかり激減してしまいました。そのかわり今シーズンは国内のお客様から直前予約などで割とよくお声がけをいただいており、ありがたいばかりですが…この事態の早期収束をねがうばかりです。

 

珍しくドカ雪 in AKAN

みなさまこんにちは。お世話になっております。ガイドの西田です。
しかしなんですな。やっぱり取り返しにきましたな。ここ最近の阿寒周辺の積雪量の話ですが。

新雪の滝口付近
新雪の滝口付近

 

今年はとうとう北海道東部においてはスノーシューを履く意味が見いだせないという記録的な年になるのではないかという懸念がありましたが、1月30日の大雪によりやっと、スノーシューでの雪上歩行における快適性をご実感いただける運びとなりました。なんと遅いこと…。阿寒湖氷上フェスティバルの設営にも雪が足りずに困っていたところでしたが。
ズーっと全然降らずに低気圧とともにドカッと大量に湿った雪が降るのが最近の御定まりのパターン。私の子供時代は冬といえばちゃんとどっかり雪が降っていたものですが。

私の後ろ姿・お客様より

 

そんな重い雪の中スノーシュープランをご体験いただいた皆様、ありがとうございました!晴れた日もあれば雪の日もあるのが大自然です。思う存分に阿寒の自然をご体験いただけておりましたら幸いです。また遊びにきてくださいね!

オンネトー・スノーシュー
オンネトー・スノーシュー

阿寒周辺スノーシュープラン・積雪状況のお知らせ

みなさまこんにちは。ガイドの西田です。
今シーズンは本当に雪が少ない!2020/1/14現在のところ阿寒周辺の積雪は5cmに満たないといった程度でしょうか。北海道東部の太平洋側は、元々雪の少ない地域特性を持ってはいますが、少なくとも私の幼少時よりの記憶ではこのような状態は例年に無いと思います。

この小雪状況によってスノーシュープランの催行には変化がございまして、おあかんプランではまだスノーシューを使っての自然散策のご案内はできておりません。おあかんプランの散策ルートである雄阿寒岳登山道の下部は、起伏が多めで、露出した地面へのインパクト配慮から、十分な積雪がないとスノーシューが利用出来ません。今のところ、防寒長靴をお履きいただいたうえでの自然散策という形をとらせていただいております。足元は通常より軽めの散策となりますが、これも自然の状況によるものとご理解の程よろしくお願いいたします。

エゾユキウサギの足跡
エゾユキウサギの足跡

オンネトーも雪は少なめですが、通常通りスノーシュートレッキングをお楽しみいただくことが可能です。雪の少なさから、オンネトーの湖上はまだまだ歩きやすいく、場所によっては風で雪が飛ばされ湖の表面の氷が露出しています。

オンネトー
オンネトー

年々変化の気になる北海道の冬の状況ですが、最近非常に特徴的な風物も目にしております。そのお話はまた次回にて…。

めあかんスノーシューのビデオとか

いよいよGWも目前となり、夏シーズンの始まりとなってまいりました。
が、せっかくパソコンを新しくしたので、おだってオンネトーのスノーシュートレッキング(自然散策Bプラン)のビデオを編集してみました。映像のほとんどは春に撮りためておいたものです。新パソコンの威力はなかなかにすさまじく、4k動画でもものの数分で出力できてしまいます。

ビデオといっても、カメラをジンバルに乗せてスノーシューでただひたすらに歩いただけのものですが、それでもなんとなく画になってしまうのは、やはりオンネトーや雌阿寒岳山麓の自然の素晴らしさゆえでしょう。

今年はじゃらんネットからのお客様も増えて、オンネトーのプランにも行くことが多かったです。ご参加いただいたお客様ありがとうございました!

野中温泉のモコ2
野中温泉のモコ2

P.S.
モコちん、いつも見守ってくれてありがとう。すごく賢くて優しい君がいてくれて楽しかったです。安らかに眠ってください。

野中温泉のモコ3
野中温泉のモコ3